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2011年10月21日(金) 19:17 |
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人工衛星の部品がまもなく落下
今年9月にNASAの人工衛星が地球に落下しましたが、今度はドイツの人工衛星です。 今週末に落下し部品が地上にまで達する見込みで、岡山県鏡野町にあるスペースガードセンターでは、24日まで監視を続けることにしています。
鏡野町にある上斎原スペースガードセンターです。 宇宙のゴミと呼ばれている、地球の軌道上にある人工衛星の破片などをレーダーで観測している施設です。 この週末に落下すると予測されているのは、1990年に打ち上げられたドイツの衛星ROSATで、天体などをX線で観測してきましたが、1999年に役目を終えていました。 ROSATは、22日から24日の間に大気圏に突入するとみられていて、 1.5トンもある反射ミラーを含む部品の破片は最大30個で、合わせて約1.7トンが日本を含む広い範囲のどこかで地表に到達する恐れがあります。 ドイツ航空宇宙センターによりますと、落下した破片が人を傷つける確立は2000分の1だということですが、スペースガードセンターでは、落下まで監視を続けることにしています。
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