NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

宮城 仮設住宅に支援のこたつ

10月21日 17時59分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

本格的な冬を前に、寒さ対策が課題となっている宮城県気仙沼市の仮設住宅に、岡山県の団体から支援物資としてこたつ600台が届けられました。

こたつを贈ったのは、岡山県の岡山西ライオンズクラブと台湾の団体です。2つの団体は会員らからの寄付でこたつ600台を購入し、21日から宮城県気仙沼市で仮設住宅の住民に配り始めました。このうち気仙沼中学校のグラウンドの仮設住宅では、住民たちがこたつを積んだトラックを出迎えました。そして、ライオンズクラブの人たちが仮設住宅を1軒1軒回って、厳しい冬を暖かく過ごしてくださいなどと書かれた手紙と一緒にこたつを届けました。こたつを受け取った70代の女性は「これから冷え込みが厳しくなるので、とてもありがたいです。石油ストーブは火事の心配があるので、こたつなら安心して使えます」と話し、早速こたつを組み立ていました。被災地では仮設住宅の寒さ対策が大きな課題となっていて、支援を行った団体では、今後も仮設住宅に暖房器具などを贈りたいとしています。