九電社長の辞任不可避 社内の混乱深刻化佐賀・玄海原発をめぐる九州電力やらせメール問題で、真部利応社長の辞任論が社内で強まっていることが21日、分かった。九電が国に提出した最終報告書が枝野幸男経済産業相から厳しく批判されるなど、混乱が深刻化しているためで、社長自身も辞任の時期や条件の検討に入ったとみられる。最終的に引責辞任するのは避けられない見通しだ。 真部社長は同日夜、海外出張から帰国直後の松尾新吾会長と福岡市内で会談し、進退を協議。松尾会長は会談後、記者団に「今の段階ではどうなるか分からない。ノーコメントだ」と話した。 【共同通信】
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