県内ニュース県内への避難者1万3000人超える
2011年10月21日 19:47
東日本大震災に伴う本県への避難者数について、県は21日、受け入れ人数が20日現在で1万3004人に上り前回調査(6日時点)より391人増えたと発表した。山形市への避難が多く、前回調査より337人増加の5302人となっている。
県避難者支援班によると、避難者の内訳は福島県が全体の9割以上の1万2202人、宮城県が743人など。市町村別の受け入れは山形市が最多で、米沢市3799人(前回調査比41人減)天童市590人(同13人増)寒河江市448人(同15人増)鶴岡市447人(同12人減)などが続く。 避難先別では、増加の要因となっている借り上げアパートの利用者が前回調査から443人増え、1万1816人。受付締め切りは今月末で、さらに増える見通しという。公共施設などの一次避難所は西川町交流センターあいべが閉鎖され、最上町の最上中寄宿舎が最後の1カ所(避難者数12人)となった。同寄宿舎は来年3月末まで開設される予定。ホテル・旅館などの二次避難所は182人(前回調査比34人減)。
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