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2011年10月21日21時16分

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首都高、定額制料金やめます 12年1月から距離制に

 首都高速道路は21日、いまの定額制料金を改め、来年1月から距離に応じた料金制度にすることを明らかにした。最初の500円から6キロごとに100円が加算され、900円が上限になる。ETCを使わない車は一律900円とする。

 首都高の料金(定価)は現在、東京線が700円、神奈川線が600円、埼玉線は400円となっている。新しい料金では、利用区間が6キロ以下は500円、12キロ以下は600円、18キロ以下は700円、24キロ以下は800円、24キロを超えると900円となる。

 現在、ETC車に限り、夜間や休日が2割引きになっているが、新料金では割引しない方向という。

 東京線の場合、12キロ以下の利用者は値下げになる。一方、長距離の利用者は行き先によって値上げになったり、値下げになったりする。例えば、みなとみらい(横浜市)―新都心(さいたま市)を走ると、今の1700円が900円に値下げされる。一方、高井戸(東京)―浦安(千葉県浦安市)を走ると、今の700円が900円に値上げされる。

 首都高はたくさん距離を走った人がより負担するということが公平だと考えて新料金にする。定額制では割高になるとして敬遠してきた短距離の利用者を増やし、収入を増やしたいという。沿線6都県市の議会が21日までに料金改定を認めた。首都高は近く国土交通省に料金変更の許可を申請し、年内にも認められる見通しだ。(南日慶子)

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