こんにちは。はじめまして。Last Day.jpでブログを書いている@Sayobs(またよし れい)と申します。ご縁があって少しだけシゴタノ!で連載をさせて頂く事になりました。
今回のテーマはNozbeとEvernoteを使ったプロジェクト管理です。先日1人で初めてWebサービスを立ち上げました。
» 参考:初めて1人でOkinawaGramというウェブサービスを作ったので色々調べた事とか書いてみる。
普段からタスク管理はNozbeというアプリケーションを使っています。シゴタノ!の読者のみなさんはご存知のアプリケーションだと思います。NozbeはGoogleカレンダーやDropboxさらにはEvernoteとも連携できる秀逸なアプリケーションです。私はNozbeでプロジェクト管理をしてEvernoteの資料(主にウェブサイト)を参照するのに使っています。
NozbeInboxを使う
今回のプロジェクトは初めての事なのでウェブサービス公開までに必要だと思う事をNozbeのInboxにどんどんタスクを登録していきました。これ全部頭の中でやろうと思ったら途中で忘れてしまいますよね。
やる事がわかれば後はそのゴールに向かってタスクをこなしていくだけなのでプロジェクトもスムーズに進みます。
手前味噌で恐縮ですが、この作業は私がリリースしたiPhoneアプリNozbeInboxで行いました。思い付いた都度このアプリからNozbeのInboxにタスクを登録していきました。画像のように改行すると複数のタスクを一括登録できます。
Inboxの中身がこちら(NozbeのMacクライアントを使っています)。この時は特に順番など気にせず頭に思い浮かんだアイディアやタスクを放り込みます。
- headerロゴを考える
- デザインの参考になるウェブサービスを見る
- 独自ドメインでとるのか考える
- フッターに自分の名前ブログへのリンクを書く。
- ブログ記事にする
- iPhoneや他のブラウザでの表示確認 Debug
- CSS3で実装
- サンプルコードを探す
- InstagramのAPIを読む
- DreamweaverでHTML,CSS
- #okinawa Twitterで宣伝
- プレスリリース
- Social Buttonの実装
- 自分のブログにリンク
- Bing Webmaster Center
- Googlewebマスターに登録
- サイトマップ作成
- Favicon
- OkinawaGramブログパーツ化
- アクセス解析
- アドセンス
- ティーダブログ
Inboxは“とりあえず”の保管場所です。頭に思い描いているタスクをInboxに全部放り込むことで頭がスッキリしました。
しかし、このままだとグチャグチャでどういう順番でタスクを処理していくか整理がついていないので次回はプロジェクトを作りEvernoteと連携するところを書きたいと思います。
NozbeInbox 2.1.1(¥170)
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: Ray Matayoshi – Sayobs(サイズ: 0.4 MB)
全てのバージョンの評価: (5件の評価)
▼またよしれい:
1983年、東京生まれ。ウェブデザイン会社経営。iPhoneアプリ開発者。ブログ「Last Day.jp」主宰。学生時代は日本、ニュージーランド、イギリス、アメリカで生活。米国のカレッジ在学中に大病を患い日本に帰国、計2回の15時間に及ぶ大手術を受け復帰。
2010年にブログ「Last Day.jp」を立ち上げ、わずか1年で月間25万PVを達成。知識ゼロの状態からプログラミングの世界に飛び込み、勉強しながら開発を同時進行させ、たった2か月でiPhoneアプリ「iOkinawa」をリリース。その一部始終を綴った記事は「はてなブックマーク」で2010年度・年間はてなブックマークランキングの9位にランクイン。各種メディアからも注目を集める。
13年以上にわたって開発を継続しているタスク管理ツール
今回のセミナーのテーマはTaskChute(タスクシュート)です。
TaskChuteとは、僕自身が理想とする仕事の進め方をそのまま形にしたタスク管理ツールです。これまでに数え切れないくらいのタスク管理ツールやそれに類するツールを試してきましたが、どれ1つとして、僕が考える理想的な仕事の進め方を実現してくれるものはありませんでした。
そんな中、数年前に出会ったこの本では僕の考え方に近い主張がなされており「我が意を得たり!」と興奮したものです。でも、それを実現するためのツールは依然としてありません。
仕事術の本を読むと、たくさんの素晴らしいテクニックが紹介されていますが、いずれもテクニックに終始しがちで、技術にまで踏み込むものはほとんど見当たらないのが現状です。
ここで言うテクニックとは、書いてある通りに手を動かせば誰でも同じような結果が出る、というものです。
一方、技術とは、身につけるのには時間や手間がかかるものの、一度身についてしまえば一生その効果を発揮し続けるものです。
ツールは、テクニックの実行をサポートするのではなく、技術の発揮をサポートするものであるべきだと僕は考えています。
たとえば、野球のバットは打者と一体になって打者の打撃力という技術を最大限に引き出すためのツールです。
この5年間で100回以上のセミナーや研修を開催してきましたが、TaskChuteをきちんとした形で紹介するのは今回が初めてです。
なぜ今になってTaskChuteなのか。それは、TaskChuteにはテクニックではなく技術が封じ込められているからです。
残念ながらTaskChuteを使えば誰でもその日から仕事が速くなる、ということはありません。車の運転と同じく、その操縦方法をきちんと学ぶ必要があるのです。
最初はうまくコントロールできないかもしれませんが、乗り慣れた車があたかも自分の手足のように思い通りに操れるのと同じように、練習を積み重ねることで必ず「流れるように気持ちよく仕事ができる」ポイントに到達することができます。
今回、サブ講師として登壇いただく佐々木正悟さんはもちろん、すでにTaskChuteをお仕事の現場で使いこなし、成果を上げてくださっている方は少なくありません(TaskChuteで検索してみていただけるとその一端を垣間見ることができるはずです)。
とっつきにくさや分かりにくさがあるために、その真価が十分に理解されてこなかったことは僕の力不足ですが、今回、よりわかりやすく進化させた「TaskChute2」をリリースすることになったのを機に、改めてじっくりとTaskChuteの始め方と使いこなし方とをご紹介します。
TaskChuteは今のところ原則としてWindowsのExcelでのみ稼働しますが(MacでもVMware上のWindowsで動かせないこともない、という報告もいただいていますが完全ではないようです)、大切なことはツールそれ自体ではなく、考え方です。実際、佐々木さんはMacユーザーですが、Toodledoというウェブサービスを使ってタスクシュート的な仕事の仕方をもう何年も続けていらっしゃいます。
その意味ではツールとしてのTaskChuteにとどまらず、考え方としてのタスクシュートを身につけ、自分にとって必要なことだけをすべてやりきりたい、という方にお役立ていただけるセミナーになるはずです。
TaskChuteとタスクシュートにご興味ある方は是非ご参加ください。
Add New Comment
Thanks. Your comment is awaiting approval by a moderator.
Do you already have an account? Log in and claim this comment.
Add New Comment
Trackbacks
(Trackback URL)