中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

和田コーチか梨田氏 虎後任監督24日までに一本化

2011年10月21日 紙面から

 阪神の坂井信也オーナー(63)が20日、今季限りで退任する真弓監督の後任について「拙速にはしないが、早く決めたいと思っている。シーズンが終わるまでには」と話し、チームの今季最終戦が行われる24日までに一本化する方針を示した。最有力候補に挙がっているのは、内部昇格なら和田豊打撃コーチ(49)、チーム外から招へいするなら日本ハムの梨田昌孝監督(58)の2人。電鉄本社と球団との間で大筋の意思統一ができたものと見られる。

 この夜、神戸市内で報道陣に対応した坂井オーナーは冗舌だった。これまで言及を避けてきた新監督に求める要素に触れ、「うちのチームは非常に成熟したチームで力もあるし、それぞれがすばらしい選手。それを率いていくのは難しい。年齢層が高いので、長丁場で終盤に息切れ気味になるとか、いろいろ課題がある。そういうものを理解してもらうような監督やないと困る」と力説。和田コーチなら内部昇格で、チーム事情をよく把握している。経験豊富な梨田監督なら金本ら個性の強いベテラン勢を統率でき、シーズンをトータルで考えられる。両者とも同オーナーの条件は満たす。

 現在は、新監督の分析と調査を行っている状況で、24日までにその報告を受け、一本化となる運びだ。「早く動ければ動いただけ、取り組みは早くなる」と、就任交渉も迅速に進める方針。シーズン終了後すぐに正式交渉を開始できるよう、周到に準備をしておくもようだ。

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ