新しいパソコンを買ったら、iTunesライブラリも引越が必要ですね。 Windows7の発売に合わせて、パソコンを買い換える方も多いのではないでしょうか。 買い替えまでは行わず、WindowsXP/VistaからWindows7にバージョンアップする場合も、インストールするWindowsのグレードによっては、iTunesのライブラリまで引き継がれないことがあります。 このような場合は、事前にバックアップをとり、ここで紹介する方法で引越しすることができます。 このような場合は、下記のiTunesライブラリを引越しするをご覧ください。 また、パソコンのハードディスクがいっぱいになってしまった場合は、外付けハードディスクなどを増設して、iTunesライブラリをそちらに移して使用することができます。 このような場合は、パソコンにハードディスクを増設する/iTunesフォルダの場所を変更するのページをご覧ください。 ここではiTunesライブラリをほかのパソコンに移動/引越しする手順を紹介します。 なお、ここでご紹介する手順はWindowsパソコンの場合です。 また、iPod/iPad/iPhoneの製造元のアップル社では、下記のようなwebサイトを公開しています。 こちらも合わせて参考にしてみて下さい。 [[ 目次 ]]
あなたの音楽ライブラリがまだ小さく、iTunesの全ての曲、ビデオ、ポッドキャスト、ゲームなどがiPodにすっかり収まる場合は、iPodを利用して引越しすることができます。 iPodを「ディスクモード」にして「外付けハードディスク」として使い、下記iTunesライブラリを引越しするで示す手順に従います。 アップルの公開している下記のサイトでも同様の手順が説明されています。参照してください。 ただし、iPod/iPad/iPhoneなどのタッチパネルモデルは「ディスクモード」にすることができません。 iTunesの「ライブラリを統合」機能について アップルのサイトでは、ライブラリのパックアップや、他のパソコンへの引越しの前に、[ファイル]-[ライブラリ]-[ライブラリを統合]機能を実行することを勧めています。 [ライブラリを統合]を実行すると、パソコンの中に散らばっている、iTunesに登録されているすべての音楽データを、 [編集]-[設定]-[詳細]の「[iTunes Media]フォルダーの場所」で指定したフォルダの下に収集してくれます。 特に音楽データの格納場所を整理せず、音楽データがあちこちのフォルダに散らばってしまっている場合は、 バックアップやコピーの前に、「ライブラリを統合」機能を使って音楽データを一箇所に集めましょう。 しかし、この機能はiTunesのルール(アーティスト-アルバムで分類)に従って全ての音楽データを再配置してしまいます。 音楽の格納フォルダを自分のルールで決めて整理しているひとにとっては、アーティスト名情報のばらつきなどにより、多くの場合期待通りのフォルダ分類にはなりません。 むしろめちゃくちゃに再配置されることが多いようです。 このような場合は「ライブラリを統合」は行わないほうがよいでしょう。 なお、「ライブラリを統合」を行う前に、必ず一度現在の状態でライブラリのバックアップを取っておくことをお勧めします。 iTunesライブラリを、別のパソコンに引越しする
iPod touch/iPhone/iPadのパーソナルデータの引越し iPod touch/iPhone/iPad(タッチパネルモデル)には、メールアカウントやYoutubeビュアーのブックマークなど、他のiPodシリーズにはない独特の情報が格納されています。 これらの情報は、上で示したiTunesのライブラリとは異なる場所に格納されています。 タッチパネルモデルをお持ちの方は、こちらも引越しすることをお勧めします。
この[Backup]フォルダの下に、各iPod/iPad/iPhoneのデバイス別にバックアップフォルダが作成され、パーソナルデータが保存されています。 このバックアップファイルの中身は、AppleバイナリPLISTフォーマットで、base-64でエンコードされています。 この中には、iTunesから同期される音楽やビデオなどのメディアを除く、ほとんどの情報がまとめて格納されています。 これでiTunesのライブラリを引っ越しすることができました。 このほか、iTunesのライブラリを外付けハードディスクなどに移動する方法については パソコンにハードディスクを増設する/iTunesフォルダの場所を変更するのページで、 iTunesのライブラリをバックアップする方法については iTunesライブラリのバックアップのページで解説しています。 併せてご参照ください。 ファイルコピーがとても遅い!? パソコンのウイルスチェックプログラムが常駐していると、コピー時に、すべてのファイルに対してウイルスチェックが行われます。 このため、性能の低いパソコンではファイルコピーがとても遅くなる場合があります。 もし、ウイルスに感染していないことが確実のファイルをコピーするときは、事前にいったんウイルスチェックを停止させてみてください。 また、コピーに使用する外付けハードディスクが、USB1.1で接続されていると、ファイルコピーがめちゃくちゃ遅くなります。 USB1.1の転送速度はUSB2.0の40分の1の遅さです。 USB2.0で1曲の音楽データをコピーするのに約1秒ですむのが、USB1.1では約40秒もかかってしまいます。 もしあなたのパソコンのUSBコネクタのバージョンが1.1なら、 USB 2.0 インターフェイス カードをパソコンに増設し、USB2.0対応の外付けハードディスクを利用することをお勧めします。 曲の先頭に“!”マークが表示される
古いパソコンのデータを消してしまった 古いパソコンのデータを消してしまってから、新しいパソコンで“!”マークに気づくことがあります。 こんなときは次の手順で、再生回数やマイレートを引き継ぐことが可能です。
曲の途中までしか再生されない 上の「古いパソコンのデータを消してしまった」の方法で 音楽データの移動や入れ替えなどを行うと、いくつかの曲が、途中までしか再生されなくなる場合があります。 再生中にiTunesの画面上部のトラックバーが一気に進んでしまって、途中で再生が終了してしまうのです。 これは、何らかの理由によって実際の音楽データとiTunesのライブラリ情報に不整合が起きています。
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