うちの大学はDランくらいなのだが、ほとんど面接で落ちたことがない先輩から話を聞いた。
さかんに「印象が大事」「好印象を与えろ」って言葉を使っていたのが印象に残った。
あくまで問われているのは自分という商品力であって「面接では面接テクニック以外で勝負が決まる」という当たり前のことを肝に銘じる。
短時間のプレゼンでは正確な情報を伝えることは不可能、そもそも相手にも情報の正確性を検証する余地が無い。
故に終わったとに残るのは印象のみと割りきって、いかに「短時間で」「相手の印象に残すか」の勝負。
せいぜい覚えてもらえるのは30文字まで。
言葉が短いほど多くの情報を覚えてもらえるし良い印象が残る。長々と喋ればしゃべるだけ印象が薄れて忘れられる。
そのために、自分で伝えるべきことをとことん考えつくした後、それを30文字くらいのキーフレーズにまとめる作業が必要。
説明をするから興味をひくわけではない。キーフレーズで興味を引いたことについて説明をする。
興味を引かない事柄を一生懸命語っても相手の印象に残らないどころか悪印象を与えるだけ。
あくまで「面白そうなやつだ」という印象を与えることが大事で、印象さえ良ければ情報は不要。
大学生ごときの成果は基本的に相手の興味を引かない。興味を引かない話で好印象を与えることはできない。
いかに努力できるか、努力を楽しめるか、しらないことにも挑戦できるか、あたりをアピールする方が強い。
面接官が一方的に質問するからコントロール権は相手にあると思ってはいけない。
伝えたいところでは相手の興味を引きつけて、伝えることがない場面ではあっさり引き下がる。
どの質問にも均等に答えるよりもメリハリがあるほうが、伝えたいことの印象を強く出来る。
予め自分の優先順位を3つくらい設定しておき、面接で伝えきれなかった場合残ったものから選んで質問にする。
どうしてもダメなら、「自分は・・・を大事に思っているが、御社では・・・についてどう考えているか」と直接言う。
ここが咬み合わないなら別にお祈りメールをもらっても問題ない。
俺(先輩)が成功できている理由は、最初から自分が所詮Dランであることを自覚して、目的の企業に特化して準備をしてきたから。
就職するなら営業職だと決めた上で、大学時代に営業力のトレーニングになるバイトを数多くこなしていた。
最初からそういうものだと思っていればしんどくない。目的なくだらだらと遊ぶよりよっぽど楽しい。
就職目的じゃなくても努力できることがあるならそれ頑張ってれば就職で困りはしないだろうし、結局日頃どういう意識で過ごしてるかが大事。
正直参考になるようなならないような。
あんまり好印象好印象言われたから、結局世の中はリア充の理屈で動いてるのかと凹んだくらい。
一番参考になったのは「身の程を知れ」かも知れない。
書いてある事は結びにある就職関係の本ばかりの内容みたいだけど。 同族嫌悪? まあ、身の程を知れ、というのは当然だね。 途上国レベルの人間は、途上国レベルの労働をしてれば...
スーパーやコンビニの店長を小馬鹿にする辞典で貴方もアレだよ。
身の程を知れ、はいい言葉だ。身の程をわきまえぬ言動から病む人が目立つ当世においては、なおさらな。 病んでいるから身の程をわきまえることが出来ない場合もあるのが悩ましい。