スタッフインタビュー

秋田 真宏 | エンジニア

1981年生まれ。石川県出身。2011年3月入社。
人気ブログ「akiyan.com」を運営するアルファブロガーでもある。

インターネットってすごい

高校生のころからインターネットを触っていました。「ネットは世界につながる」みたいなところから興味を持ち、Webサイトを作ったら誰かがリンクしてくれたり、反響をもらえるのが楽しくて。

インターネットの面白さは、限界がないこと。そして、フィードバックがすごく速い。さくっと出してすぐに反応が来るのが面白いですね。

“けんすう社長”と働きたかった

写真 大学卒業後は地元の石川県でWebエンジニアの仕事をしていたのですが、2007年に東京支社に転勤し、上京しました。けんすう(ロケットスタート社長の古川健介)と知り合ったのはそのころ。自分と同じようにインターネットが大好きで、ネットの仕事をしている同年代。それまで会ったことがないタイプで、新鮮でした。

彼は技術をよく知っていて、最初、エンジニアと勘違いしたほどです。Webに対する熱い想いがあり、話も合いました。あのサービスのこういう機能がいいとかダメとか議論したり、彼に技術を教えたこともあります。彼やその周りの人と一緒に働きたいとかなり前から思っていて、2011年春、ちょうどタイミングが合って、入社することにしました。

社長が技術が分かっていて助かります。ちょっと無理した機能を付ける時、やりたいことのリスクを把握した上で相談してくれたりするので、話が早いですね。

底抜けに明るくて楽しい会社

写真 ロケットスタートは底抜けに明るい会社で、笑いが絶えません。始業の朝10時には出社した全員が席で立って「朝会」を開き、連絡事項を確認しあいます。プロジェクトを達成すると朝会で報告してみんなで喜んだり、お祝いごとがあるとみんなで祝ったり。みんなで喜ぶ感じがすごく新鮮ですね。

業務中時間中でも、何か機能をリリースしたら社内チャットを使って全員に伝えて、社内からの反応がもらえます。反応があるとモチベーションが上がるし、楽しく仕事できます。

FacebookやTwitterでユーザーから大量にコメントをもらえるのも楽しいです(※注:nanapiのTwitterフォロワー数は約2万、Facebookファン数は約5万:2011年9月現在)。バグ報告がTwitterで寄せられることもあります。社長がTwitterで直接「直します」と返事して、バグを直したら「直したよ」と報告してくれたり。ユーザーとリアルタイムにコミュニケーションできたり、反響をもらえたりするのはありがたいですね。

リリースサイクルが速い

業務としては、Webアプリケーション開発全般を担当しています。nanapiのPC版、スマートフォン版、フィーチャーフォン版の開発、GREE向けソーシャルアプリケーション、nanapiワークス(nanapiユーザーに執筆を依頼して発注して報酬を支払うサービス)、社内向けのサイト管理機能、社内ツールのChrome拡張まで、あらゆる機能を、CTOの和田と分担しながら作っています。

nanapiはリリースサイクルが速く、朝思いついた機能が夕方までに実装されているということも珍しくありません。ディレクターやデザイナー、CTO、社長との距離が近いため、意思決定も迅速です。

その分、開発にはスピードが要求されます。CTOの開発がすごく速いので、そのスピードを意識して開発しています。

イケているサービスを作ってる

写真 「イケているサービスを作っている」という感覚があります。2009年にnanapiができたとき、僕が「はてなブックマーク」で最初に付けたコメントは、「ホットエントリー量産サービスや!」でした。個人のWebサイトやブログなどに分散していた良質のHowtoが、がばっと集まるという流れがすごくいいなと感じて。

nanapiは良くも悪くもシステムが固まりきっておらず、最新の動向をキャッチアップしています。PCサイトはHTML5で書かれいるし、スマートフォンにも対応している。使いたい技術があれば、どんどん採り入れられる環境です。

サーバもたっぷりあるし、機材など開発環境もいいです。僕のPCはThinkPadで、ディスプレイが2台あるトリプルディスプレイ構成です。キーボードとマウスとサブPCは自由に選ばせてもらったので、キーボードはThink Padと同じ操作感のIBM「Travel Keyborad」を、マウス用途にはKensingtonのトラックボール、サブPCにはMacbook Proを選びました。Android端末も会社支給で持っています。

充実した機器を会社負担で使わせてもらえて、なかなかない環境ですよ。

和田CTOコメント:なぜ「あきやん」と働きたかったのか

秋田を採用した理由は2つあります。1つはキャラクター。能力面は除いても、人物として一緒に仕事したいと思いました。エンジニアですが、技術に偏らずに、どうしたらよりよいサービスになるのか、総合的に考えている点も魅力です。

能力の面では、秋田はJavascriptやHTML、CSSなどのフロント系のアプリケーションが得意で、私はバックエンドのインフラが得意。私ができないことができる彼は、2人目のエンジニアにぴったりでした。

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