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週刊・上杉隆
【第197回】 2011年10月21日
著者・コラム紹介バックナンバー
上杉 隆 [ジャーナリスト]

「放射能つけちゃうぞ」発言捏造をめぐる記者クラブの“やり方”――そしてさらなる新事実

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 では、鉢呂氏の会見内容を経済産業省のホームページから抜粋してみよう。

〈昨日、野田総理と一緒に原子力発電所の福島第一の事故の現場にも、大変まだ高濃度で汚染されている現場、また指揮されている事務管理棟、そしてまた作業をやっている二千数百名、ちょうど昼休みだったものですからお話をし、そして除染のモデル実証の伊達市、集落の所と学校と、また佐藤知事、そして除染地域に指定されております14の市町村長と朝6時、夜11時過ぎまで、ということで行ってまいりました。

 大変厳しい状況が続いておると。私が言っておりますように、福島のあの汚染がそもそもの経産省の一つの原点と捉えて、そこから出発をすべきだというものを、また3回目でありましたけれども、感じてきました。

 同時にまた事故現場の作業員、そしてまた管理している方々、予想以上に前向きで、明るく、活力を持って取り組んでおると。3月、4月に入った方もおられたのですが、雲泥の差というふうに聞かされたところでございます。

 残念ながら、周辺の町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でございました。私からももちろんでありますけれども、野田総理から、福島の再生なくして日本の元気な再生はないと、これを第一の柱に野田内閣としてやっているということを、至る所でお話をしたところでございます。

 その中でも、除染対策について、伊達市等、南相馬市も先進的に取り組んでいる。大変困難な中ですが、様々な形で14市町村の首長さん、こういった方法で除染をしているという前向きの形も出てきておるところでございまして、私もそういった過去の経緯からいっても、首長さんを先頭に各住民の皆さんが前向きに取り組むことによって、今の困難な事態を改善に結びつけていくことができると、こういうお話もさせていただきましたし、政府は全面的にそれをバックアップしていきたいと、こういうお話もさせていただきました〉
http://www.meti.go.jp/speeches/data_ed/ed110909aj.html

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上杉 隆 [ジャーナリスト]

1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストに。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 最新刊は、『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著)『放課後ゴルフ倶楽部』『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)

 


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