ジョブズ氏、がん手術の延期後悔 米アップルの前CEOアップル前CEOのスティーブ・ジョブズ氏(AP=共同) 【ニューヨーク共同】米アップルの前最高経営責任者(CEO)で5日死去したスティーブ・ジョブズ氏が膵臓がんの手術を先送りし、その後に後悔していたことが20日、明らかになった。本人が認めた伝記の著者が、テレビ番組で語った内容の一部を米CBSが公表した。 著者のウォルター・アイザックソン氏は、ジョブズ氏ががんと診断されてから、食事療法などを試みたと説明。夫人らの説得で、9カ月後にようやく手術を受けた。 ジョブズ氏は拒否の理由について「体を開けてほしくなかった」と語ったという。術後も極秘に治療を続けていた。 【共同通信】
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