プールの水出たまま 500万円分
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プールの水出たまま 500万円分

10月20日 21時50分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

松山市の中学校で、プールの水が出たままになって、500万円余りの水道料金が余分にかかっていたことが分かり、市の教育委員会は原因を調査したうえで、関係した職員に弁償を求めることにしています。

松山市教育委員会によりますと、松山市立の津田中学校で、先月7日、プールの水が出たままになってあふれているのに学校の教諭が気付き、水を調節するバルブを閉めました。この中学校は、7月中旬に水泳の授業を行ったあとはプールを使っておらず、7月下旬に見回りをした際にはプールに異常は確認されなかったということで、先月まで水が出ていることに気付かなかったということです。この期間中の水の使用量を例年と比べると、9900立方メートル、プールおよそ24杯分の水がむだになっていて、これは、3万3000人余りが1日に使う水の量に当たるということです。水道料金は500万円余りが余分にかかり、松山市教育委員会は事実関係を調べたうえで、関係した職員に弁償を求めることにしています。松山市教育委員会の嶋啓吾事務局長は記者会見し「節水型のまち作りを目指している松山市でこうした事態を起こし、ご心配とご迷惑をかけたことをおわびします」と陳謝しました。