<日本医師会が批判> TPPで国民皆保険が崩壊する!(ジャーナリズム) 投稿者 ザ・真相 日時 2011 年 10 月 19 日 から転載します。
<日本医師会が批判> TPPで国民皆保険が崩壊する! (ジャーナリズム)
(転載開始)
政府・民主党が環太平洋連携協定(TPP)の参加を前のめりで進めようとしているなか、同党議員らでつくる「TPPを慎重に考える会」(会長・山田正彦元農水省)は12日、国会内で、日本医師会など4つの医療団体の幹部らを招き、勉強会を開催、
「究極の規制改革として危惧している」(日本医師会の中川俊男副会長)など参加への異論が噴出しました。
中川副会長は、TPPに参加すれば、混合診療の全面解禁による高額の自由診療の導入や医療の市場開放・国民皆保険の終焉(しゅうえん)などが危惧されると強調。「結果として、所得によって受けられる医療に格差がある社会ができる。日本医師会は、全力を上げて国民皆保険を守る」と表明しました。
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日本薬剤師会の七海朗副会長は医薬品の安全性の担保などに懸念を示したうえで、「国民皆保険は憲法25条にうたわれている。
憲法の精神を曲げてまで参加するのはいいかがなものか」と述べました。
日本歯科医師会の宮村一弘副会長は「日本という風土でつくり上げてきた医療などの人間関係は、いったん壊れたら再びつくり上げるのは不可能だ」と語りました。
山田会長は冒頭あいさつで、「政府、党として早期に結論を出す動きが始まっている。(TPP参加は)単なる農業だけの問題ではない」と懸念を表明しました。
集会に参加した議員からも「農業ばかりが反対しているように見えるが、医療も危ないという危機感を共有した」「日本が米国の属国扱いされる国になるのではないか」などの意見が出されました。
【10月13日付「しんぶん赤旗 」に掲載】
日本の医療が危険にさらされている (日本医師会)
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20110126_11.pdf
日本政府のTPP 参加検討に対する問題提起 (日本医師会)
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20101201_1.pdf
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米主導のTPP、主要な狙いは国民皆保険の解体
http://www.worldtimes.co.jp/col/siten2/kp110308.html
経済コラムー視点
米主導のTPP、主要な狙いは国民皆保険の解体
環太平洋連携協定(TPP)の作業部会では24分野での関税・非関税障壁の撤廃を検討しているが、それに合わせる形で政府の行政刷新会議が6、7日に12項目にわたって最初の「規制仕分け」作業を行った。
TPPの作業の中でも、国民生活に直結するのが農業と医療分野の障壁の撤廃である。
国民新党の副幹事長で医師でもある森田高総務政務官はこのほど、同会議で「病院経営に対するM&Aの自由化などが盛り込まれると聞いている」と明らかにした。
さらに、TPP作業部会では「病院経営の株式会社化、そして国民皆保険の解体、プライベート・インシュアランス(個人保険)の全面的な普及という、米国が日本に対して要求し続けた概念が相当入ってくると類推される」と指摘し、行政刷新会議がTPP作業部会と歩調を合わせる恐れがあることに強い警戒心を表明した。
そのうえで、同じ医師である自見庄三郎金融大臣とともに、「毅然とした決意で医療人としても(国民の負託を受けた)国会議員としても反対していく」と国民新党の党是に従ってTPPを拒否する意思を明らかにした。
TPPに参加すれば、否応なしに日本の国民の生命を支えている国民皆保険制度は解体され、所得の格差どころか、生命(寿命)の格差まで引き起こされてしまうのである。
これについては日本医師会も同じ認識だ。昨年12月1日に明らかにした見解によれば、「TPPへの参加によって日本の医療に市場原理主義が持ち込まれ、最終的には国民皆保険の崩壊につながりかねない」と警告、事実上TPPへの参加に反対している。
その理由として日本医師会は、
(1)保険診療と保険外診療を併用する混合診療の全面的解禁になって公的医療保険の給付範囲が縮小し、社会保障が後退する
(2)自由価格制を導入するため医療品や医療機器の高騰を招き、所得によって受けられる医療に格差が生じる
(3)医療の事前規制から事後チェックへの移行で、公的医療保険の安全性が低下する
(4)営利追求の株式会社の医療機関への参入を認めれば、医療の質の低下(保険診療ではコスト圧縮と医療の質を両立させることは極めて困難)や不採算部門の撤退、公的医療保険範囲の縮小、患者負担の増大などを招き、患者の不利益が拡大する
(5)医師や看護師、患者の国際的な移動が医師不足、医師偏在に拍車をかけ、地域医療を崩壊させる−などを挙げている。
米国主導のTPPの主要な狙いのひとつが、日本の国民皆保険制度を非関税障壁として解体し、代わりに医療分野に市場原理を導入して米欧日の医療機器製造会社や医薬品会社、生保・損保など保険会社が巨額の利益を獲得することにあることを見抜かねばならない。
国民の財産であるかんぽの宿を不当に買いたたこうとしたオリックス・グループが、病院経営や保険など医療のあらゆる分野に進出してきているのはその象徴である。
(関連記事)
日本の医療が危険にさらされている
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron110214-12528.php
ねらいは医療の市場化……世界の潮流に逆行するTPP参加
http://hodanren.doc-net.or.jp/iryoukankei/seisaku-kaisetu/110914tpp.html
TPP:医療団体も懸念 慎重議員ら会合に出席
http://mainichi.jp/life/health/medical/news/20111013ddm005020125000c.html
(転載終了)
コメント
01. 2011年10月19日 10:20:31: YLoYRDFctQ
アメリカでは、金が払われず、病院に見てもらえず、又、入院者も、病院から放りだされ、病院の前で死ぬらしい。日本の政治家達は知っているのだろうか?
02. 2011年10月19日 13:13:53: BNrEiS7LiE
(Yahoo 掲示板)
TPPに先駆ける米韓FTAの実態
投稿者 :
anataha_utsukusii
26 名前:名無しさん@12周年[] 投稿 日:2011/10/13(木) 00:10:05.49 ID:hHvq5rbfO
日本に負けるな!
一足先に締結されそうな米韓FTAの内容
01.サービス市場は記載した例外以外全面開放
02.牛肉はいかなる場合であっても輸入禁止処置は行わない
03.他の国とFTAを結んだら、そのFTAの有利な条件をアメリカにも与える
04.自動車の売上下がったらアメリカのみ関税復活出来る
05.韓国の政策で損害を出したら米国で裁判する
06.アメリカ企業が思うように利益を得られなかったらアメリカ政府が韓国を提訴する
07.韓国が規制の証明をできないなら市場開放の追加措置
08.米国企業にはアメリカの法律を適用する
09.韓国はアメリカに知的財産権の管理を委託する
10.公企業を民営化
賛成する人はよく読め。
これをTPPの名目で通したいのがアメリカ。
植民地と一緒だ。
33 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00:12:27.29 ID:HOUAu7rz0
>>26
なんじゃそりゃ、アメ公狂ってんな。
いまだに奴隷制が恋しいようだ。
42 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/10/13(木) 00:16:51.28 ID:VVmc2bik0
>>33
こんなもん、まともな知能があれば絶対引っ掛からない「見え見えの釣り針」だよ。
しかしこんな露骨な罠でも引っ掛かる馬鹿が居るから、釣り針を垂らす奴も出てくる。
詐欺師が馬鹿を釣るんじゃなくて、馬鹿が居るから詐欺を考える悪党が出るって証拠よ。
460 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 03:58:34.62 ID:TY8UQZkN0
>>42
日本と締結しようとする内容は実際に議論に入るまでは公開されない。
今はカナダや韓国などのそれを見て予想するのみ。
そしてカナダの専門家は言う。
議論のイスにすら座ってはならないと。
座ったら抜けられないと。
農業が無くなるのはどうでもいい?
関税が無くなって取引しやすくなる?
バカか。
情弱以下だ。
――――――――――――――
以上、ネットのコピペです。
以下は参考リンクです。
サルでもわかるTPP
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html
アメリカ側のソース
http://www.ustr.gov/webfm_send/3079
03. 無段活用 2011年10月19日 14:12:08: 2iUYbJALJ4TtU : ZgIt55eFaN
「国民皆保険」がなかった時代、たかが風邪で死んだおばあさんがいた。
そう、社会の先生は言っていた。
この制度は、先人が苦心の末に作り上げたものであり、日本が福祉国家であるという
証でもある。この制度のおかげで、「日本は世界で最も医療アクセスが進んだ国」と
いう評価を世界から受けている。ゆえに、この制度は日本の誇りでもある。
この制度を日本から無くしてはいけない。だから、TPPには反対する。
04. 2011年10月19日 14:50:54: DxgG4WjhwY
「国民皆保険」は、なくなったら逆にいい面も出てくるだろう。
いまは治療回数や日数が多い程より収益が上がる出来高払いだから、ヤブ医者や薬・検査浸けほど収入が上がる歪なシステムだ。
診断が曖昧であれこれ手当して、治るまでに手数が多いヤブほど流行っている医者になり、手厚い医療を施したと錯覚され易い。
TTP導入で、適格な診断で短期間に回復する効率の良い医療が、いまでとは違ってより優位に立てることになるだろう。
費用対効果というものだ。
05. 2011年10月19日 16:38:26: ULnwgHGaF6
<04.DxgG4WjhwY
ボ ケ
06. 2011年10月19日 19:21:28: kZH4PUBT6k
>>04
>いまは治療回数や日数が多い程より収益が上がる出来高払いだから、ヤブ医者や薬・検査浸けほど収入が上がる歪なシステムだ。
診断が曖昧であれこれ手当して、治るまでに手数が多いヤブほど流行っている医者になり、手厚い医療を施したと錯覚され易い。
まぁそういうこともいえるが、皆保険制度解体のほうが全国民のリスクは大きすぎる。
君の言い分は、国民の薬大好き依存病を変えていく啓蒙活動で直る。病院やら医師などの医療問題は、最新医療科学が進んできたので問題なく変わっていく。
皆保険制度あっての日本人だ。その他、まともな福祉なんてまったくない。これだけは最低限「死守」!
07. 2011年10月19日 21:42:02: ezqPTG9DzU
でも、金払えば適切な医療受けられるんだから問題ないでしょ
むしろ無制限に医療受ける老人のために若者の納めた税金が浪費されることのほうが大問題
金持ち老人をこれ以上甘やかせる必要なし
08. 2011年10月19日 21:59:53: v0jbSPhVzk
>7
まったく、その通りだ。
TPP参加で、大量の血液製剤や薬漬け医療が欧米並みに改善されるのではないか。
医療の質が良くなる可能性はある。
医療の閉鎖的なものが除かれるだけでなく、無駄な医療費が抑えられてかえって国民の選択肢が自由に広がる可能性はあるだろうね。
09. 2011年10月19日 22:03:21: BNrEiS7LiE
消費者生活センターは、TPPに反対している
食品添加物は、日本のほうが、アメリカより厳しい
遺伝子くみかえの表示をしてはならないと、アメリカはいってくるだろう。
血液製剤の問題、
医薬品の問題など
それでも、TPPになにがなんでも、参加したいという
民主党の参議院議員の吉田治は、最低
10. 2011年10月19日 22:12:23: c430yWrzoU
>04
あまりに軽率なのでマジレスするよ。
地域の中核をなす病院(なんとか市立病院とか)はほとんどDPCによる包括払いだよ。
手術や疾病によって定額が払われ、入院が長くなるにつれて点数が下がる仕組みになっているよ。
つまり、薬や検査を極力しない方向にインセンティブが働くようになってるよ。
ちなみに
民間保険が導入されたらどうなるか・・・
保険会社はわざわざ病気になるリスクの高い人を安価な保険料で入れないよね。
つまり1度でも病気になったら最後、保険に入っても高額、自腹で払っても高額という
病人=弱者に弱い仕組みがあっという間にできるね。
1度がんになったら最後、風邪でも病院にいけないかもね。
医療の「質」、「アクセス」、「価格」の相反する要素を医療従事者の犠牲の元
成り立たせているのがいまの日本の医療だよ。
(福島の産科医の事件はしってるよね)
イギリスのサッチャー改革が医療にどのような影響を与えたか、
調べてみてね。
最後>04さんへ
自分の専門外のことは少しぐらい勉強してから投稿しようね。
さいきんは「ウィキペディア」ってサイトでなんでもすぐしらべられるからね。
11. 2011年10月19日 23:04:22: bMH604md02
老人の介護や医療には、厚生労働省の補助金と天下りの
既得権があるます。老人を一人みるのに本来大したお金が
かかるはずがないのに、何故国からの補助金が莫大にでて、
実際に働いている介護士たちは薄給で働かされている。
施設を運営するものが、果てしなく儲かるようにできている。
ここに老人介護・医療のカラクリがあるので、老人を責める
よりは、そこに隠された官僚の既得権を責めるべきと思う。

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