なおすけの都市伝説と雑学

なおすけが仕入れた都市伝説や雑学を紹介。

水野晴郎のあの名台詞に隠された秘密

2008年06月30日 | 都市伝説
6月10日に亡くなられた映画解説者の水野晴郎。
彼は日テレの「金曜ロードショー」の名物解説者として有名でした。
その番組の終わりに、
「いやぁー、映画って本当(ほんっとう)に良いもんですね!」
という彼の名台詞がありました。

この常に固定と思われた水野氏のセリフですが、
実は3段階評価で映画のおもしろさを採点していたというのです。

<評価: 絶賛>
「いやぁー、映画って本当(ほんっとう)に 素晴らしいものですね」

<評価: 面白い>
「いやぁー、映画って本当(ほんっとう)に 良いものですね」

<評価: イマイチ>
「いやぁー、映画って本当(ほんっとう)に 面白いものですね」

テレビ局が推し進める映画をよもやランク付けしてしまうとは、
都市伝説なのかと思われましたがが、この件について水野氏は
「映画は観る人によって評価は変わるのであくまで参考程度に・・」
と前置きしつつ、この微妙な言葉の言い回しの違いでオススメ度を
暗示していた事実を認めたというのです。
非常に驚きの事実ですが、それを知ると興味が一点集中されるのは、
どの映画に対して評価イマイチの「本当に面白いものですね」を
言い放ったかということです。
どれぐらいの割合でこの言葉を使い分けていたのかを、おおよその使用割合で
算出してみると、
             
”水野晴郎 本当に素晴らしいものですね” 約25%
”水野晴郎 本当によいものですね”    約52%
”水野晴郎 本当に面白いものですね”   約21%

非常にリアルな結果が返ってきました。
そして、全て3つ星といった商業的評価ではなく実にシビアな判定を
行っていた事がわかります。
20年以上続いた水野氏の解説に、イマイチが2割もあったかと思うと
ぞっとしてしまいますね。

日テレの金曜ロードショーといえば、ジブリ作品の独占放映権を持っており、
またルパンシリーズ、刑事コロンボシリーズなどを繰り返し放映することでも
わかるように特定の映画産業と繋がりがあります。
こんなシガラミの中、表面では満面の笑みで時間の限り作品を絶賛し、
最後の感情を込めて「ほんっとうに面白いですね〜!!」とシメていたのは、
実は力の限りその映画を突き落していたかと思うと、背筋が凍る恐怖を覚えてしまいます。

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