【ブリュッセル=瀬能繁】欧州連合(EU)の欧州委員会は19日、旭硝子と日本電気硝子、独ガラス大手のショットAGの3社がブラウン管ガラスのカルテルを結んでいたとして、総額1億2873万ユーロ(約137億円)の制裁金を命じたと発表した。
EU競争法(独占禁止法)違反に基づく制裁金は旭硝子が4513万5千ユーロ(約48億円)、日本電気硝子が4320万ユーロ(約46億円)、ショットAGが4040万1千ユーロ(約43億円)。3社はカルテルの事実を認めて欧州委員会と和解し、制裁金をそれぞれ10%減額された。
韓国のサムスングループのサムスン・コーニング・プレシジョン・マテリアルズもカルテルに参加していたものの、欧州委に最初に情報提供して協力したことから制裁金を全額免除された。
旭硝子、日本電気硝子、サムスングループ、EU、カルテル
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