Reproductive Genetics Institute Japan

About Reproductive Genetics Institute &RY

 

 

NEWS

 

RGIの創立者であるYury Verlinskyは、ロシア出身であり、RGIには、多くのウクライナ出身者やロシア出身者が働いています。

同時に、RGIは、ウクライナ分院・ロシア分院があり、チェルノブイリの大惨事を記憶している多くのものがおります。

その為、放射能汚染された日本の子供達の将来を大変心配しております。

そんな中、日本の子供達の為に何が可能かと考えました。

そして、RGIが長年、WHO(世界保健機関)http://www.who.int/en/との遺伝病に関する共同研究施設として蓄積してきた遺伝病や遺伝子検査の技術を使用したサービスを行う事に致しました。

 

放射能被曝・汚染検査を開始

 

RGI-RYは、日本の子供達の為に、放射能検査を開始しました。

妊娠前の女性・不妊治療中のかた、そして、妊娠中のお母様の為に、血液検査・羊水検査・着床全診断による放射能被曝検査や遺伝病検査が可能です。

 

放射能被曝による白血病の為の細胞バンキングを開始

 

RGI-RYは、日本の子供達の為に、細胞バンキングを開始しました。

ヨーロッパ放射能リスク委員会のクリストファー・バズビー博士のご協力をいただき、生まれてくる子供が、もし、将来、白血病などの病になった時の事を考え、最先端の細胞バンキングを開始しました。

 

凍結保存場所

 

放射能は、凍結保存容器さえも貫通する可能性があります。

その為、当社は、凍結保存場所は、アメリカにて保存し、凍結細胞の万一の放射能被曝・汚染から守ります。

 

 

 

不妊症の原因と治療

 

 RGIについて

1990年、イリノイ州シカゴに設立された生殖遺伝学研究所(Reproductive Genetics Institute, RGI)は、IVF,着床前遺伝子診断(Preimplantation Genetic Diagnosis, PGD), 出生前診断といった不妊症の治療と研究で、世界的にもよく知られています。着床前遺伝子診断がまだ揺籃期にあった1980年代初頭から、RGIはこの分野の発展の原動力となってきました。RGIは、生殖技術、発生学、遺伝子カウンセリング、分子生物学といった、着床前遺伝子診断に必要となる分野に高い知識と技術を持つスタッフを集めており、連携して最高レベルの精度のサービスを患者さんに提供しています。

世界中の患者さんに最新の医療技術を提供するため、RGIは、キプロス、ロンドンなど世界各地に支所および提携センターを含むネットワークを構築してきました。世界レベルの技術と、この幅広いネットワークのため、RGIのスタッフは世界各国からの患者さんと日常的に接する機会があります。さまざまな文化的背景を持つ患者さんと日常的に接することで、遺伝子診断や着床前診断という複雑な問題に対する幅広い視野と文化的なセンシティヴィティーを育んできました。子供の遺伝病を防ぐための着床前診断が必要な方にとっても、高度で込み入った不妊治療が必要な患者さんにとっても、RGIの幅広い経験とプロフェッショナルな対応は、効率的でありながらも人間らしさを失わない、心強いものだと感じられるでしょう。

Iまた、RGIは、医療・遺伝研究向けにヒト胚性幹細胞(ES細胞)を世界中に提供しているステムライド・インターナショナルと、緊密な協力関係にあります。ステムライド・インターナショナルのES細胞は、RGIで開発された桑実胚期のヒトの胚からES細胞をつくる技術によってつくられたものです。

 

 

不妊症

  ノーベル賞受賞 ロバート・エドワーズ氏      ノーベル賞受賞 ロバート・エドワーズ氏   

RGIでのサービスは、不妊治療および着床前遺伝子診断のために必要になる、生殖補助医療技術の全般をカバーしています。RGIの発生学スタッフは顕微鏡下で行われるさまざまな生殖補助技術に高い技術があり、顕微授精、補助帯孵化 (胚の着床を助ける技術で、AZHとも呼ばれます) などに高い精度を誇ります。また、RGIの体外受精ラボでは胚を受精後五日ほどの胚盤胞期まで育てることができます。こうして健康に育つ可能性が最も高い胚を見極めることで、高い妊娠率を維持しながらも子宮に移植する胚の数を減らし、多胎妊娠のリスクを減らすことができるのです。余剰胚は、将来使用するために凍結保存することができます。RGIでは、また、卵子提供や精子提供も含め、包括的なサービスを提供しています。

RGIでは、遺伝医学者、分子生物学者、細胞遺伝学者といった研究者たちが、不妊症治療の専門家と提携して研究・治療に当たっています。体外受精を必要とする高年齢の患者さんの多くが、ダウン症などの染色体異常のリスクが高いことを考えると、RGIのチーム医療は理想的だと言えます。私たちの医療チームは、1994年から現在までに4000件以上、染色体異常の検出を目的とした着床前遺伝子診断を行ってきました。体外受精の効率を上げ、さらに高年齢出産による染色体異常を疑われる場合の人工中絶を回避できる着床前遺伝子診断のメリットに、疑う余地はないでしょう。

 

 

 

ES細胞

ES細胞 

RGIは、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)の世界的な供給元であるステムライド・インターナショナルと緊密な提携関係にあります。RGIでは、患者さんの希望があれば、体外受精後に余剰の胚をステムライドに寄付しています。現在ステムライドは120以上の正常なES細胞ラインに加えて、30ほどの遺伝子異常あるいは染色体異常のあるES細胞ラインを提供しています。こうしたES細胞ラインからは、正常あるいは異常な細胞や組織が作られ、遺伝病のメカニズムの研究に必要不可欠な役割を果たしています。

ステムライドのES細胞には、胚胞盤から作られたものと、桑実胚から作られたものがあります。桑実胚期のヒトの胚からES細胞ラインを作り出す技術は、RGIで初めて開発されたもので、こうして作り出されたES細胞はNIHのガイドラインも満たしています。このプロセスでは、透明帯を取り除いた桑実胚を中濃度のフィーダー層に配置します。数日の間分裂を繰り返した細胞はフィーダー層の中へと増えていきます。EDTAもしくはEGTAを用いて細胞塊が分離され、細胞は再びフィーダー層の中へ戻されて増えていきます。増加の著しいコロニーは分散後さらに培養されます。

こうして作り出されたES細胞はステムライドを通して医学研究目的での利用が可能です。