NHK富山県のニュース　富山放送局

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児童福祉法違反の男に２年求刑

少女を客にあっせんしてみだらな行為をさせたとして、児童福祉法違反の罪に問われている暴力団員の男の裁判が、１９日、富山地方裁判所で開かれ、検察側は被告に対し、懲役２年と２０万円の罰金を求刑しました。
今年２月、高岡市井口本江の暴力団員、新原直樹被告（２３）が、当時１４歳と１５歳の少女を未成年と知りながら、男性客にあっせんして富山市内のホテルでみだらな行為をさせたとして、児童福祉法違反の罪に問われています。
これまでの裁判で、新原被告は、起訴された内容を認めています。１９日の裁判で検察側は、「未成年と知りながら少女にみだらな行為をさせた犯行は悪質で、被害者とその家族は厳重な処分を求めている」として懲役２年と２０万円の罰金を求刑しました。
一方弁護側は、新原被告は深く反省していて、逮捕されてからの勾留期間も１００日に及び十分な社会的制裁を受けているとして、執行猶予付きの判決を求めました。判決は、今月３１日に言い渡される予定です。

10月20日　12時24分

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