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iPhone 4Sを一年間くらい遊び尽くせそうな無料iPhoneアプリまとめ完全版(2011秋版)

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2011年10月20日

[][] 大切なiPhoneだからこそ、iCloud時代のiPhoneバックアップの5つのポイント



iPhoneは大切です。それは誰にとってもその通りでしょう。


だからこそ、その大切なiPhoneのバックアップも、もちろん大事。

しっかりやっておきたいところです。


iCloudによって、クラウド上にiPhoneのバックアップを作成出来るようになりました。

非常に嬉しい限りだし、これは利用していきたいところです。


てことで、iCloud時代のiPhoneバックアップについて考えてみたメモ。



iCloud時代のiPhoneバックアップの5つのポイント


まず、基本方針ですが、以下かな、と思ってます。


より「確実に」バックアップを取得し、元に戻せること


「より簡単に」ではなく、「より確実に」なのがポイントです。

そのための5ポイントが以下。

1.デフォルトはiCloudバックアップを有効にする。

2.iCloud上のバックアップは必要最小限にする。

3.iCloudバックアップ設定はたまに見直すこと。

4.iTunesによるバックアップと併用する。

5.バックアップのバックアップを作成する。



1.デフォルトはiCloudバックアップを有効にする


何かと面倒で時間がかかるバックアップ。

だからこそ、デフォルト設定はiCloudバックアップをオンにするのが最適でしょう。

その挙動は以下の公式ページより。


アップル - iCloud - iCloudにコンテンツを保存してバックアップ。

iCloudは毎日、あなたがiOSデバイスを電源につないだ時に、

Wi-Fi経由で自動的にデバイスのデータをバックアップ。


以下が実際に今日の自動バックアップの結果です。


f:id:moto_maka:20111020042751j:image



先ほど、このメモを書く前にiPhoneをMacに繋いで放置してたら

こんな風に自動的にバックアップしてくれてたみたいです。

うーん、なんて便利なんでしょう。


バックアップされてる容量も、少しずつ増えてる様子。

ちゃんと使ってる証拠ですね!w

先日書いた以下と比較してみると、それが分かります。

iPhone 4S、iPad、iPod touchで設定してるiCloud設定のメモ


ちなみに、バックアップする内容は以下だそうです。


アップル - iCloud - iCloudにコンテンツを保存してバックアップ。


f:id:moto_maka:20111020042752j:image


これだけの項目を自動でバックアップしてくれるiCLoud。

超便利で、大助かり、iPhoneユーザの味方ですね。



2.iCloud上のバックアップは必要最小限にする


iCloudでのバックアップは本当に便利です。

でも、ネットワーク上にあるバックアップデータは、

あまり確実とは言えない、とも思ってます。

ネットワークは切れることもよくありますからね。


なので、iCloud上のバックアップはなるべく少ない容量にして、

より短い時間で戻せるようにしておくのが、

より確実に元に戻すための心掛けではないか、と思う次第。


以前、以下でも少し触れましたが、私はバックアップ対象の

データやアプリを必要最低限に絞るようにしてます。


iPhone 4S、iPad、iPod touchで設定してるiCloud設定のメモ




3.iCloudバックアップ設定はたまに見直すこと


新しくアプリをインストールすると、バックアップ対象に「オン」で含まれます。

基本はもちろんそれでいいと思いますが、大容量のアプリが知らない内に

含まれてしまうと、容量オーバーしてバックアップが失敗してた、

なんてこともあるかも。


なので、たまにバックアップ設定を見直すようにしましょう。

設定は以下で確認出来ます。

「設定アプリ」―「iCloud」―「ストレージとバックアップ」

―「ストレージを管理」―「対象デバイス」―「すべてのAppを表示」


ちょっと深い階層ですが(^^;;



4.iTunesによるバックアップと併用する


iPhoneのデフォルトバックアップはiCloudで。


となると、iTunesでの自動バックアップは行われなくなります。

実はこれ、私にとっては少し嬉しいことだったりします。

iTunesのバックアップって、結構時間かかってたので、オフにしてましたから。

たまーにオンにしてバックアップを取ってました(^^;;


それはおいといて。

バックアップをより確実にするためにも、iTunesでのバックアップも

定期的に行うと、よりベストと言えるでしょう。

実はiCloudバックアップを有効にしている場合でも

iTunesでのバックアップは簡単に行うことが可能です。

以下のように、デバイスの端末を右クリックして

「バックアップ」を選択するだけです。


f:id:moto_maka:20111020042754j:image


すると、以下のようにバックアップが動いてくれます。


f:id:moto_maka:20111020042753j:image


結果です。


f:id:moto_maka:20111020042755j:image


気のせいか、以前より速くなったような??

これは私の勝手な予想ですが、iCloudバックアップを構築したノウハウ蓄積が、

iTunesによるバックアップの最適化にも貢献してくれたのかもしれませんね。



5.バックアップのバックアップを作成する


以下、ターミナルでOS X Lionの設定を変更するため

くれぐれも「自己責任」でお願いします。

無理に行う必要もありませんので!



iPhoneのバックアップ完了!もう安心!


なんてことを考えてると、そのバックアップ自体が壊れてた。

なーーんてことは、頻繁にはないけど、往々にしてそういうものだったりします。


気にしすぎても仕方ないけど、「より確実に」を基本方針とするなら、

バックアップのバックアップも作成しておきたいところ。


Mac上に作成されているiPhoneのバックアップデータは以下の場所にあります。

ユーザのホームディレクトリ\ライブラリ\Application Support\MobileSync\Backup\


ですが、OS X Lionでは通常は「ライブラリ」が隠しファイルになってて見えません。

以下の手順で見えるようにします。


Macの隠しファイルや隠しフォルダを表示する裏技


「ターミナル」に以下のように入力します。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true(ここでreturn)

killall Finder(ここでreturn)


これで隠しファイルが見えるようになります。

バックアップデータは単なる英数字の羅列になってて、判別しにくいので

iTunesの「環境設定」―「デバイス」の日付を元に選択して、

外付けHDD等にバックアップしてください。


なお、元に戻す場合は以下です。

defaults delete com.apple.finder AppleShowAllFiles(ここでreturn)

killall Finder(ここでreturn)


ちなみに、iCloudでのバックアップは100MB以下の状態ですが、

iTunesでのバックアップは、1.3GB程度あります。

同じものをiCloudでバックアップしとうとすると・・・

大変なことになるのは、誰の目にも明らかなことでしょう。



iCloud時代のiPhoneバックアップ感想とまとめ


iPhoneに限らず何でもそうですが、

「バックアップ」というのは、これがなかなか奥が深いものです。

普段、iPhoneを使ってる時には必要ないもの、それが「バックアップデータ」。

しかし、いざ必要な事態に遭遇すると、これがないと何も出来なくなる。

それが「バックアップデータ」です。


そういう事態に遭遇しないのがベストなのは言うまでもありませんが、

そういう事態に限っては、いくら気をつけてたとしても、

誰にも回避することは出来ない、そういうものでしょう。



iCloudによるiPhoneバックアップ。

これは、ユーザからするとちょっと面倒なことを知らない間に

サポートしてくれてる、という、とても素晴らしい機能であるだけでなく、

Appleの、iOSユーザへの優しさをも感じさせてくれる機能、

とも言えるでしょう。



iCloudって、やっぱスゴいです。



てことで。