第二話 八神家と初対面
崇宏視点
俺は神様に落とされて空を自由落下中だ。
「どうしよう? 取り敢えず……アイ・キャン・フラーイ!!」
などと馬鹿を言っていると…………
『何を馬鹿な事を言っている……死ぬぞ?』
俺の手に握る刀型のペンダントから声が聴こえた。
「其れは困るな~」
『其れにしては余裕じゃないか』
「一度死んでるし…君、名前は? 人格はISの織斑千冬だよね」
『その通りだ、デバイス名は魔劔・暮桜だ』
「暮桜ってまさか!?」
『ああ、単一能力・零落白夜も装備済みだ………詳しい話はまた、後だ』
ジャッパ~ン
何か温かい池に落ちて……意識が飛んだ。
シグナム視点
何だ?
上から何かが降って来た……近付いて見ると……,
「子供だと!?」
「大丈夫か、シグナム!?」
「なんやの今の音?」
「主にヴィータ…其れが上からこの子供が降って来まして……」
「ほんまや、見た目はヴィヴィオ位やな」
「取り敢えず……シャマルに見せようぜ、はやて」
「そやな……」
崇宏視点
ん?
何だ……ふかふかしてる?
「あら、気づいたのね」
俺が目を覚ますと金髪の女性に話しかけられた………てか…この人!?
「湖の騎士……ヴォルゲンリッターのシャマルだと!?」
俺はソファから飛び起き庭に逃げるが……
「縛れ鋼の軛!!」
この魔法は!?
青い狼が出て来た。
「盾の守護獣ザフィーラ!!」
「何だ?」
「何事だ?」
物音を聞きつけて赤髪の三つ編みとピンクのポニーテールが出て来た。
「鉄槌の騎士ヴィータに烈火の騎士シグナム……最悪だな…ヴォルゲンリッターが勢揃いか…」
「ねっ、シグナム」
「これは信じるしか無いな」
「どうやら本当の」
「事だったみてーだな」
「は?」
「ごめんな、取り敢えず理由は千冬に聞いたんや」
『まあ、そう言う事だ、崇宏』
成る程それなら納得が行くな。
「じゃ、世話になりました…はやてさん…行くぞ、千冬」
「ちょい待ち!! 崇宏君はその姿で何処に行くつもりなん?」
「はい?」
はやてさんに言われて自分を見てみると10歳になっていた。
「なんじゃこりぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「全く……馬鹿者が……」
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。