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【芸能・社会】

おひさま真央 嵐に勝ちたい 「紅白」司会発表

2011年10月20日 紙面から

 NHKは19日、大みそかの「第62回紅白歌合戦」の司会に、紅組は女優井上真央(24)、白組は人気グループ嵐に決まったと発表した。井上はテレビ番組の司会自体が初めてだが、主演した連続テレビ小説「おひさま」が好評だったため、NHKの猛プッシュを受けて大役に臨むことになった。井上は「NHK漬けの1年です。恩返ししたい」と感謝しつつ、2年連続で司会を務める嵐に「右も左も分からないので5人についていきたい」と話した。

 東日本大震災と台風により多くの犠牲者が出た2011年。嵐の松本潤(28)は「つらい思いをされた方が多い年でしたが、そんな年に司会をやらせていただくのは、とても大変なことだとも思っています。僕らなりに今年の最後を楽しい一日にしたい」と特別な思いを語った。

 「おひさま」でヒロインを好演した井上の起用にも、復興への思いが込められた。原田秀樹チーフ・プロデューサーは「戦後の復興期に自立する女性の生き方が、日本中で共感を呼んだ。家族で見る紅白でも、思い起こしていただける」と意図を説明した。

 井上は司会業の経験がないこともあり、夏に受けたオファーを最初は断ったという。しかしNHK側が「何度もお願いして」(原田氏)、10月に入ってから合意した。

 井上は「何で私なんだろう、とみなさん思っていると思います。私が一番不安です」と緊張しつつ、「ドラマを応援していただいた方のおかげです。歌手の方の足を引っ張らないようサポートしたい」とあいさつ。「被災地はもちろん、明日に不安をいだく方はたくさんいると思う。明日という未来に希望が持てるしめくくりができたら」と決意を語った。

 松本とはTBS系ドラマ「花より男子」で共演し、嵐のバラエティー番組にもゲスト出演している。井上は「心強い。右も左も分からないので5人についていきたい」と嵐への信頼も明かした。

 昨年、番組初のグループでの司会を務めた嵐はいくぶんリラックスムード。櫻井翔(29)は「(主演した)映画『神様のカルテ』の舞台が(長野県の)松本で、何度も行っていたんですが、駅に降りると『おひさま』のポスターがあった。個人的には“チーム松本”として頑張りたい」と勝手に井上とのタッグを宣言。大野智(30)は「去年、白組が優勝して最後に旗を持ったのが申し訳なくて…」と恐縮してから、ちゃっかりと「今年も持ちたい」。井上も「紅組は6連敗しているので、今年は勝ちたい」と触発されていた。

 総合司会は阿部渉アナウンサーが務める。

 

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