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【プロ野球】ヤクルト2位確定 小川監督「力の差」2011年10月19日 紙面から
◆ヤクルト4−0阪神他力頼みの奇跡は起こらなかった。ヤクルトが阪神を下し、2位以上を確定させてから55分後、中日は引き分けで優勝を決めた。球場を後にしてからV逸の瞬間を迎えた小川監督は「力の差だと認めざるを得ない。現状をしっかりと受け止めて、やっていくしかない」と、広報を通じてコメント。29日からのCSファーストステージに照準を合わせ直した。 4月序盤から首位をひた走り、一時は2位に8ゲーム差をつけるなど独走態勢に持ちこんだが、終盤、多数の故障者や病気離脱者が出たことで失速。最大10ゲーム差をつけた中日にひっくり返され128日間天下に終わった。 それでも、マジック1に追い込まれてからは意地を見せ、先に負けて優勝を譲ることはしなかった。2位確保で、ファーストステージを本拠地・神宮で行えることも決まった。CSに初めて進んだ一昨年はリーグ3位。敵地・ナゴヤドームで敗退した。ファイナル(第2)ステージに進出したことがあるのは、セ・リーグでは中日と巨人だけ。チームリーダーの宮本はそれに言及し、「そこをなんとか崩したい。初めて自分たちの球場でできるんだから」と、頭をCSに切り替えた。 「勝つことが大事な試合に勝てたことが大きい。打線はいい働きをしてくれたし、館山もよく投げた」と小川監督が言うよう、連打で小刻みに加点し、投げては館山が無四球完封と、いい形で対阪神最終戦を締めくくった。10年ぶり日本一への道はまだ続いている。 (竹村和佳子) PR情報
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