ある男性からの情報です。シェルターに奥様が入っていた頃に使っていた、洗脳テキストです。奥様がシェルターから出てしばらく経って、偶然に再会したとき、ご主人に渡したものです。どういう経緯で、どういう会話の中で、どういう心理的交流の中で、このテキストがご主人の手に渡ったかは、計り知れません。 しかし、ご主人と奥様は再会しても、結局、離婚しました。ご主人はそれでも、奥様を大変心配なさっておられます。孤独ではないか、友達はいるのか、カルト宗教にはまってしまってはいないか、などなど。 このテキストは、女性が奥様のようなかわいそうな境遇にならないよう、ご主人が私に公表を許可してくださったものです。 これは、 http://www5a.biglobe.ne.jp/~with3/gyakutai/morahara/morahara.htm ここに紹介されているものと、ほぼ同じものと考えられます。 これをシェルターという、外界とはほぼ完全に交流を断たれ、隔離監禁されたた環境で、収監された女性たちが言葉巧みに洗脳を受ける中、それらの女性達が、読まされるわけです。テキストの中で重要なところに下線を引かせたり、また、思いあたるところがあれば、その内容を余白や紙に書かせたり、口頭で言わせたりするのです。 本当に上手な洗脳法ですね。夫を加害者、妻を被害者としています。加害者にとって「被害者」は「餌食」なんだそうです。そして、このテキストで繰り返し言われ地得るのが、「加害者」は一見普通の人に見え、良い人に見え、周囲に妻が受けた被害を訴えても、信じてもらえない、ということです。 なぜ、そのようなことを強調するのか。 それは、そういう事例が頻繁にあるからです。つまり、夫は普通の人なんですが、それを加害者としなくてはならないため、繰り返し、まわりからは普通の人に見える、周りからは紳士のように思われている、しかし、本当は、妻を支配して暴力を振るっているのだ、ということを、妻たちに信じさせるために、このようにしつこく書いているのです。 しかし、夫(加害者)のことをこれだけ、並べると、何か当てはまるものがあるものです。占いみたいに。例えば、 「ひとつひとつの暴力は、後で他の人に言葉で説明したところで暴力だと信じてもらえないことが多いのです。たとえ、外部の人が見ている前でその暴力が振るわれたとしても、火がk者が暴力の証拠だと思うのものが残っていたとしても、それを見た人は暴力だとは気付きません」 この様な文章に対して、「あ、そういえばあの時、あなたも朝早く起きなさいよって暴力を言ったけど、私が朝起きることができないことに対する攻撃だわ。それをお向かいの奥さんが聞いてたけど、暴力とは思っていないのようね。」などと妻が感じるようになっているのです。 シェルターではそれを妻達に言わせたり、書かせたりするわけです。 関連記事 http://constanze.at.webry.info/200807/article_3.html http://constanze.at.webry.info/200807/article_4.html |
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シェルターで使っていた洗脳テキスト紹介2
とにかく、夫(加害者と言い慣わしている)を陰険な凶悪犯と決め付けています。そして夫=加害者は虐待をしている意識が全くなく、妻=被害者は被害を受けているのに、気がつかないことが多いとしています。つまりは、虐待がなくとも、「私は虐待された」と妻たちに思い込ませているわけです。 ...続きを見る |
のまりんの資料棚 2008/07/06 16:09 |
シェルターで使っていた洗脳テキスト紹介3
関連記事 http://constanze.at.webry.info/200807/article_2.html http://constanze.at.webry.info/200807/article_3.html ...続きを見る |
のまりんの資料棚 2008/07/06 16:11 |
内 容 | ニックネーム/日時 |
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DVシェルターに今現在妻は入っていると思われますがシェルターには滞在できる期間とか決まっているのでしょうか?(昨日は小菅先生にいろいろと電話で聞きました愛知県の者です)すいません教えてください。 |
b 2009/11/21 23:01 |
自分は、母が家出したものと思い込んでいました。 |
りりい 2011/06/15 11:49 |
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