東京狭山茶(製茶)の放射能検査について
平成23年10月18日
産業労働局
東京都では、5月から7月にかけて生茶葉1検体、荒茶飲料及び製茶飲料各3検体、製茶及び製茶飲料各4検体、荒茶(二番茶)及び荒茶飲料各2検体を検査して、すべての検体が暫定規制値を下回ったところです。
しかし、厚生労働省の流通品の検査により、9月3日に埼玉県と千葉県の製茶の一部に暫定規制値を上回ったことが報道されました。そのため、今回、改めて若芽・早摘みの製茶の検査を実施しましたので、お知らせします。
1 検査内容及び結果
(1) 検査実施機関
東京都健康安全研究センター
(2) 検査対象品目
瑞穂町、青梅市、武蔵村山市、東大和市、あきる野市、国分寺市で栽培された生茶葉(若芽・早摘み)を使用した製茶30検体
(3) 検査結果(詳細は別紙)
検査した結果、30検体のうち3検体において放射性セシウムが暫定規制値を上回りました
2 今後の対応
(1) 都からの要請と通知
都は、暫定規制値を上回った製茶を生産した上記1(3)の3事業者に対して、次の事項を要請しました。なお、暫定規制値を上回った製茶3銘柄は、販売されていないことを確認しました。
- 3事業者が取り扱う23年産製茶全銘柄の出荷・販売の自粛
- 今回の検査において、暫定規制値を上回った製茶及びその原材料とした荒茶の廃棄
- 東京狭山茶農業協同組合、関係市町と管轄JAに対し、3事業者への要請内容の通知
(2) 今後の対応について
3事業者が取り扱う全銘柄について再度検査を行い、暫定規制値以下の銘柄に ついては、出荷・販売の自粛を解除します。都は、今後とも関係機関と連携し、 都内産農畜産物の放射能検査を実施していきます。
問い合わせ先 (都内産農畜産物の放射能検査に関すること) 産業労働局農林水産部 電話 03−5320−4828 |