NHK香川県のニュース　高松放送局

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警察官を傷害で書類送検

香川県警察学校の助教を務めていた２８歳の警察官が、初任科の入校生を押し倒し大けがを負わせたとして警察は１９日、傷害の疑いで高松地方検察庁に書類送検しました。
書類送検されたのは、香川県警察学校の助教を務めていた２８歳の男性巡査長です。
警察の調べによりますと、この巡査長は、ことし４月、高松市郷東町にある警察学校の校内で２４歳の男性の初任科生に足をかけて押し倒し、ひざの骨を折るなど全治５か月の大けがを負わせた疑いが持たれています。
警察によりますと、この巡査長は「初任科生が毎日提出する『教養簿』と呼ばれる日誌に誤字が多くたびたび注意していたが、直らなかったことから指導の一環として行った」と話しているということです。
また、巡査長は「けがを負わせるつもりはなかった。このような結果になり申し訳ない」と話しているということです。
警察は１９日巡査長を傷害の疑いで書類送検するとともに、減給１０分の１、１か月の懲戒処分にしました。
香川県警察本部の横井宗雄首席監察官は、「警察職員を育成する警察学校でこのような事案を起こしたことは誠に遺憾だ。今後はより一層職員に対する指導を徹底し、再発防止に努めていきたい」というコメントを出しました。

10月19日　21時11分

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