【韓国紙】驚くべきことに、フジテレビはお金のために韓流を推している、民族の利益や誇りより収益が大事だからだろう

キム･テヒが日本で消費されながら排斥を受ける理由とは
<キム･ホンシクコラム>経済的、政治的に韓流が利用される現象
キム･ホンシク 文化評論家 (2011年10月19日08時53分28秒)
韓国 dailian.co.kr デイリアン YOUS IS THE NEWS (株)イビニュース
http://www.dailian.co.kr/%5C./news/news_view.htm?id=264121.
※日本語機械訳意訳　※URLはコピペしてください

写真
http://file.dailian.co.kr/news/201110/news1318982043_264121_1_m.jpg
◇女優キム･テヒを狙った日本国内の反韓勢力が、ますます勢いを大きくしている。
(c)デイリアン ミン･ウンギョン

反韓流の流れは、我々の一方的なコンテンツ輸出形態のためだという指摘が多い。
なるほど納得できるような指摘だが、
少なくとも最近日本で起こったことについては、そのような分析だけでは説明がつかないだろう。
キム･テヒが日本で反韓流のデモの対象になった理由は、「独島(ドクト/竹島のこと)」のためだ。
過去にキム･テヒが独島愛キャンペーンに参加したことを、デモ隊が問題にしたのだ。

にもかかわらず、
フジテレビの社屋前に集結した、反キム･テヒデモに参加した人々は500人余りに過ぎなかった、
色々な面で国内外のメディアで取り上げられたのはこれらのためだ。
独島問題がキム･テヒと繋がった時、
もはやこれは韓流スターに対する漠然とした反感感情ではなくなってしまう。
独島領土問題を浮上させてしまう人々は、一般大衆というよりは、日本極右勢力であるためだ。
幾度もフジテレビ社屋前で繰り広げられた反韓流デモは、まさに極右団体が主導したものだ。
極右団体は、早くからフジテレビが放送時間の多くを韓国ドラマのために割いていると批判してきた。

続く

もちろん、キム･テヒが出演した、<僕とスターの99日>は、
韓国ドラマではなく日本が製作した日本のドラマだ。
日本のドラマであり、韓国ドラマの放送時間というには無理があり、批判に対して距離をおくことができるが、
ドラマの主演をキム･テヒが引き受けた点が相変らず注目の対象となった。
これは、極右だけではなく、韓国人にとっても驚きだった。
韓国人にとっては、明らかに気分がいいことではあるのだが。
韓国のトップスターが日本のドラマの主人公に抜擢されたことは、
国内メディアの記事のタイトルなどでも知ることが出来るように、日本の女優にとっては緊張を招くことといってよい。

それは、新しい競争相手であるためだ。しかし、本当に競争相手になりえるであろうか。
韓国の第一線の俳優が、直ちに日本の第一線の俳優レベルのギャランティーを手にできるわけではない。
むしろ、日本の第一線の俳優よりも安く、そのコスト以上の効果を得ることが可能となるのが韓国女優であり、
まさにキム･テヒもその中の一人だ。
もしも、その効果を期待以上に発揮することができれば、その時こそ日本の女優が緊張することになるのかも知れない。
全体的に韓国人俳優たちを起用することになれば、
キャスティングから除外されるだけでなく、ギャランティーも低くなるためだ。

ということは、
まるで韓国ドラマなどの放送コンテンツが、安価に視聴率を確保できる、代替的な役割をしたことと同じではないのか。
しかし、ヨン様ことペ･ヨンジュンのように、独自のブラ　ンドを通じ、自活力と独自的生産領域を持ち得れば、
このような安価な代用品のような状況から抜け出すことも可能であろう。
その段階に至るまでには、安価な代用品という消費的恥辱にも耐え忍ばなければならない。

続く

本当に驚くべきことは、フジテレビの態度だ。
フジテレビが韓国の放送コンテンツと歌手や俳優たちを受け入れる理由は、それらがお金を稼いでくれるためだ。
フジテレビは、日本民族主義(日本民族、日本民族の利益や誇り)よりも、資本の収益性をさらに優先させためだ。
つまり、ここでいう収益性とは、投与された資本によって生み出される収益(利益)を指す。
逆に、そういった収益が発生しないのであれば、
いつでも韓国の放送コンテンツや歌手、俳優に対しての関心を失うであろう。

要するに、日本の韓流現象は、徹底した資本の収益論理により動いているということだ。
日本のフジテレビと同じく放送資本システムは、
収益のためであれば、韓国はもちろん、北朝鮮の俳優ですら受け入れるという姿勢を潜在的に持っている。

さておき、キム･テヒ騒動で独特である点があるとすれば、それは独島だ。
キム･テヒが、過去に独島愛キャンペーンに参加したということが、
極右が行動に至る名分－エネルギーの一つとして与えられたわけである。
日本の放送資本には、費用に対する収益を、極右には活動理由を提供したかたちになったのだ。
下手をすれば、キム･テヒは日本のあちこちで消費されながら、
自身にとっては利益が何一つもないといった状況に陥ることも考えられる。

何より、キム･テヒ騒動を通じ、独島愛に対する社会的活動に対し、
韓国のスターたちが忌避したり、何らかの影響を受け、行動にも影響が表れないだろうか憂慮される。
特に、韓国の芸能界の多くの人々が、何らかのかたちで日本のコンテンツ市場に進出しているからだ。
そうなれば、日本の極右の反キム･テヒデモに効果があったということになる。
ペ･ヨンジュンやイ･ビョンホンが独島について言及をしたことがあるだろうか。
我々が韓流を思うがままにすることができない点がここにも現れている。

続く

もし大衆が韓国を本当に好きであれば、キム･チャンフンと同じようなキャラクターを好きでなければならない。
しかし、結局大衆は無色無臭のキャラクターが好きなだけだ。
また、それが資本の収益性を高め、韓流スターたちに名誉と富をもたらすことになる。
何より、韓国人であれば当然重要だと考える独島関係の問題も、
韓流スターのタイトル(課題)へと変えるべきだとすれば、これは恐ろしい文化資本の威力だ。

日本で韓流現象が起きることよりも、
韓国で日流現象が積極的に起きる方が、むしろ良いことかもしれない。
韓国に進出を希望する日本のスターが多いほど、
韓国のコンテンツ市場が日本の市場よりも大きいという前提での話だ。
※今は日本人が鵜匠だが、我々が鵜匠になった時こそ、我々が真の文化コンテンツ強国であるためだ。

以上


※原文
재주는 곰이 넘고 돈은 김서방이 챙겨갈 때 우리가 정말 문화콘텐츠 강국이겠기 때문이다.

ことわざ
재주는 곰이 넘고 돈은 주인이 받는다.
狗熊栽筋斗，胡人得賞銭。