民家に侵入し就寝中の女性を脅して現金を奪ったなどとして、県警捜査1課は17日、住所不定、自称ハウスクリーニング業、野本静男被告(57)=住居侵入罪などで起訴=を強盗強姦(ごうかん)と住居侵入容疑で再逮捕したと発表した。野本容疑者は「やった覚えはない」と容疑を否認している。
容疑は、昨年7月2日午前4時ごろ、県内の民家に侵入し、就寝していた50代の女性に「騒ぐな。ナイフを持っている」と脅迫して暴行し、室内にあった現金数千円やバッグなどを奪ったとしている。
同課によると、野本容疑者は別の女性方に侵入したとして、今年8月に現行犯逮捕され、住居侵入罪などで起訴されていた。手口などから、複数の余罪があるとみて捜査する方針。【中西啓介】
毎日新聞 2011年10月18日 地方版