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Mt富士ヒルクライム応援日記 [Team Espresso]

6月3日(日)、Mt富士ヒルクライム大会が開催された。
今回エントリーした2人のメンバーを応援すべく、朝4時に起きて会場に向かった。
富士急ハイランドの駐車場に車を停めて、送迎バスに乗り、スタート地点である富士北麓公園へ。道中には大会に参加するヒルクライマー達がウォーミングアップをしていた。

富士ヒルクライムの応援は、基本的には応援バス(1,000円)に乗って、5合目のゴールで選手を待つという方法だが、私達はゴールではなく、登りの途中で「ガンバレー!」と声をかけたかったので、応援バスには乗らず、徒歩でスバルライン料金所に向かった。
交通規制されているので、車両では入る事が出来ないが、「徒歩で登り、コースに入らなければOK」という関係者の了解を得て、料金所の手前に陣取る。

時刻はAM6:00。メンバーのスタートは7時過ぎなので、まだまだ時間がある。折りたたみ椅子に腰掛けて、富士山を見上げながら持参したホットコーヒーを飲む。なんとなく、いつもより美味しい気がした。空は青く、先ほどまで富士山にかかっていた雲は無くなり、今日のヒルクライムを歓迎しているかの様だった。
subaru.jpg

赤いベストを来たプレスの人がバイクで登ってきて、カメラマンと打ち合わせをしている。
「アスリートクラスは問題ないけど、一般の選手はいつ蛇行するかわからないから気を付けないと。」という言葉に、苦笑いの私(-_-;)
カメラマンと応援の私達はそれぞれ思い思いの場所で選手が登ってくるのを待った。遠くの方でスタートの合図の音が聞こえた。さぁいよいよ登ってくるぞぉー!

まずはアスリートクラスの選手が登ってきた。
いやぁ~さすがに凄いスピードだし、息もあがってない。料金所手前の坂は8.7%もあり、私も先週クロスバイクで登ったが、苦しくて倒れそうだった・・・。
8_7.jpg

次は一般女子のロードとMTB
涼しい顔で登ってくる人、ハァハァ苦しそうな人、様々だ。でも料金所はまだまだ序の口。ここからが大変なんだから、マイペースでガンバレー
女子にまぎれてロード男子29歳以下の選手も登ってきた。
小さい子供も登ってくる。すごいなぁ~と思っていたら、一人の若者が自転車を持って歩いて登ってきた。
スタートしたばかりなのに、パンク&チェーン切れでリタイアするとの事。
この日の為に練習してきただろうにかわいそうだなぁ。
『あ~パンク修理キットや工具を持ってきてればなぁ~』と思った。
しかし、応援していて気づいたのは、ギアチェンジの際に凄い音を出している自転車が多い事。あれじゃぁチェーンも切れるかも?と自転車がかわいそうになる。
ヒルクライムに出る人は坂道でのギアチェンジに慣れている人ばかりだと思ったが、意外とそうでもない感じ?
アスリートの選手がほぼ1列で通過していったのとは変わって、だんだん集団になってきた。
『あ~これじゃぁ見つけるの大変だ』と思っていると、私達の名前を呼ぶ声が!
自転車ショップの店長が手を振って登っていった。相変わらず爽やかな笑顔だ!まさか向こうが気づいてくれるとは思わず、びっくりして応援の言葉がシドロモドロになった。
それと前後して今中大介さんを発見。
「今中さ~ん、がんばってぇ~!!」
と声をかけたら笑顔で手を振ってくれた。
ホノルルで初めてお会いして記念写真を撮って以来、サイクルモード、ツアーオブジャパン伊豆ステージと、私の行くところには今中さんが必ずいる!(今中さんのいる所に私が行っていると言う方が正しいけど)

mamachari.jpg
ママチャリ参加の謎のおじさんも元気に走ってました。
その後、数人のショップの人を激励。悦男君もそろそろスタートした頃だ。
Team Espressoのジャージを必死に探しても、同じような青いジャージが多くて見逃しそうだった。
スバルライン料金所で応援していたのは私達以外に若者3人のみだったから、目立つし、関係者だと思ってみんなが見ていく感じ?
私はチームジャージを旗のように振ってメンバーを探していたから、余計目立ったかもしれない。
案の定、悦男君の方が私達を見つけて声をかけてくれた。
気づいた時には悦男君は後姿になっていて、「ガンバレー!!」と大きな声をかけるのがやっとだった。

その後にスタートした、もう一人のメンバーMさんは8.7%の坂を登りきったところで見つけることが出来た。表情も良く、いいタイムが出そうだ!
メンバーの見送りは済んだが、続々と登ってくるヒルクライマー達にも声をかけ、最後尾の車を待つ。
すると今度は小さい子供達がロードやマウンテンバイクやクロスバイクで登ってくる。
体験の部というカテゴリーがあって、スタート地点から料金所までの1.9kmをヒルクライムするのだ。
小さい自転車で一生懸命登ってくる。8.7%の坂をハァハァしながらも楽しそうに登ってくる。
途中でやめる子もいない。
最後は補助輪付きの自転車に乗った男の子が徒歩で付き添うお母さんと一緒に登ってきた。
途中で止まりながらだが、最後まで登りきり、料金所までは残った力を振り絞ってラストスパートした。
なんだか感動してしまった・・・・・『負けた』と思った。

富士北麓公園に戻り、メンバーが下ってくるのを待つ。
麓はとても良い天気だが、5合目は霧が出て相当寒かったらしく、真冬のような格好で帰ってきた。
疲れてはいるが、清清しい笑顔だった。先週の記録も更新したみたいだ。
アスリートクラスでエントリーする日も遠くない?
来年はパンク修理キットとポンプを持って応援しようと思った
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ゆきかぜ

富士ヒルクライム大会の様子がスゴ?くよくわかって楽しい記事でした。なんだかニコニコして読んじゃいました。
by ゆきかぜ (2007-06-04 20:35) 

まーまー

自分も出走者です。関係者以外で沿道にいた人はほとんどいなかったので料金所の応援はとても印象的でしたよ!多くの人が勇気づけられたと思います。
by まーまー (2007-06-05 14:04) 

TRAVELER

>ゆきかぜさん
いつに無く早起きでしたが、眠気も吹き飛ぶ楽しさでした。仲間や他のヒルクライマー達を応援しているだけで、登ったような達成感まで味わえました(^^)

>まーまーさん
コメントありがとうございます。
自転車で坂を登る苦しさは、多少なりとも知っているので、皆さんが登ってくる姿には、本当に感動しました。
来年はもっともっと大きな声で応援します!(^^)!
by TRAVELER (2007-06-05 19:42) 

ぽんた

応援お疲れ様でした!
やっぱりその場の臨場感は体験者にしか分からないものでしょうね。
私の友人も出場し完走したとメールが来ました。
ちょっと羨ましかったです(笑)
それにしてもママチャリでも登れるんだ(@@)
by ぽんた (2007-06-06 09:17) 

なにゃせ

え~~? ゆきかぜさんいらしてたんですか?
by なにゃせ (2007-06-06 21:52) 

TRAVELER

>ぽんたさん
悦男君はバスの運転手みたいな格好の人に追い越されたそうです。(ヘルメットの上に運転手の帽子をくっつけてた人かな)
ママチャリに乗ってた方も、ロードだと凄く早いのかも?
皆が冬支度で下ってきたのに、ノースリーブの着ぐるみだったし・・・。
by TRAVELER (2007-06-07 08:09) 

シャケ

初書きこ失礼します
ゆきかぜさんつながりのシャケといいます

富士山応援されてたんですね
応援って知らない方からされてもすごく励みになって嬉しいものです
来年は応援といわず登りませんか?
なんせ日本一の山ですから
by シャケ (2007-06-12 21:43) 

TRAVELER

>シャケさん、はじめまして!
ゆきかぜさんのブログでお名前は見たことがありますよ。
私は山梨育ちで、子供の頃は毎日富士山を見ていました。
夏の夜は登山客のライトが点々としているのも見えました。
なのに頂上に登った事はありません・・・地元ってそんなもんです。
5合目は小学生の頃に言った事がありますが、そこを自転車で登っちゃうなんて、凄い人達です。
私には、レースとかじゃなく、時間も気にせず、楽しくタラタラ登った後は快適に下るっていう方が向いているんですよ。
運動に限らず、競う事が嫌いなもので(^_-)-☆
by TRAVELER (2007-06-13 22:35)