ハグしてドキドキ。マダム・タッソー東京に大島優子さんフィギュア

　人気アイドルグループ「AKB48」大島優子さんの等身大フィギュアが、東京・台場の「マダム・タッソー東京」に登場した。10月19日のお披露目式に招かれ、初めてフィギュアと対面した大島さんは、「本当にそっくりでびっくりしました。私の代わりに仕事の現場に行ってほしい」と感激していた。

　等身大フィギュアの製作期間は約3カ月間。7月上旬にクリエイティブ・チームの採寸担当者が大島さんを訪ねて約2時間をかけて150から200カ所の採寸を行なった。「こんなところもと思うくらい、いろんなところを測られて恥ずかしかった」と大島さんが言うほどに、全身を計測する。マダム・タッソーのフィギュアは、まったく現代のテクノロジーを使うことなく伝統的な技法で製作されている。計測もノギスや巻尺を使って昔のままに行なわれている。製作費は1体あたり約15万ポンド（約1900万円）。

　館内を訪れ、レディー・ガガ、マイケル・ジャクソンらのフィギュアを前にして、大島さんは「本人じゃないことはわかっているのですが、近くにいるとドキドキします」とテンションが上がっていた。憧れの女優というオードリー・ヘップバーンとは、二人で朝食がとれるアトラクションが用意されていると聞き、「是非、一緒に食事をしてみたい」と目を輝かせていた。

　「マダム・タッソー」は、1835年にロンドンに開業したことを皮切りに、ニューヨーク、ハリウッド、香港、ラスベガス、上海、ベルリン、ウィーンなど、世界7カ国、12カ所に等身大のフィギュアを展示して来場者が触れ合うことができる体験型アトラクション施設を展開している。

　「マダム・タッソー東京」は、2011年9月30日から2012年1月4日までの期間限定で、東京都港区台場の商業施設「デックス東京ビーチ」にオープン。レディー・ガガ、ジョニー・デップ、ビヨンセ、マイケル・ジャクソン、オードリー・ヘップバーンなど、世界の大物アーティストや女優。そして、葉加瀬太郎、坂本龍一など世界的に活躍する日本人の等身大フィギュア全19体が並べられている。（編集担当：徳永浩））　

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