レースゲームにおいてハンドルの切れ角というは非常に重要で
これを適切に設定しないとゲームのプレイ感覚に大きく響いてくる。
F12011も例外ではない。
このタイトルの最適なステアリング角度を探る為にwikiを覗いたら
300°が的確と書いてあった。
とりあえず自分で検証したないと本当にそうなのかわからないので今回検証した。
ちなみにゲーム側の設定のオーバーライドデバイスのタイプをハンドルコントローラーにしないと
リニアな動きにならないので必須の模様
まず画面のステアリングの動く角度は250°なのだが、
実際にその切れ角に設定すると
左右90°(180°)までのステアリング回転角は画面と一致しない。
なぜならばゲーム側でハンドルの切れ角が300°と認識している為らしい。
成程、本当にそうなののか調べてみよう。
まずはゲーム内のステアリング切れ角が250°なのか。
赤マル下が角度線。
赤マル上が角度。
なるほど確かに125°(250°)のようだ。
ではそれでステアリングの切れ角が何度で合うのか。
段階的に行ってみよう。まずは250°
確かにどうも画面とズレている。
次は300°
今度はピッタリと一致した!
実際、各 角度で遊んでみると250°だとピーキーすぎ、300°がちょうど良いとという結果になった。
面白い事に90°まではステアリングと画面がリニアに動いてそれを過ぎて90〜125°までの35°までの
腕の動きが遅くなる。
これについては 指モーションの関係で250°の差分50°を表現する為の処置でもある。
と記載されていたが恐らく、
腕の動きを300°で再現すると指を開くモーションが発生してくる為に
指を動かさないで済む250°にし為だろう。
メモリが制限されたCSタイトルらしい涙ぐましい努力を感じられる。
実際のF1のステアリング切れ角が270°から400°程度で、(マシンによって違うので一概には言えない。)
例えばF1マシン spec検索したら出てくるHONDA F1の
公式スペック表には
ハンドル最大回転数 0.75と記載されている。片方あたり135°なのでつまり270°である。
ちなみに
この動画では300°程度でロックしている模様。
なのでF1 2011の300°というのは非常に現実的な切れ角になると思う。
逆に言えばそれほどステアリング角度というのにこだわった作品とも言える。
シムにおいてステアリング角度は重要だ。
それを丁重に扱ってくれたcodemastersには素直にありがとうと言いたい。
ただ欲を言えばモナコのような特殊サーキットは各マシンは450°だとか500°だとか色々ステアリングの切れ角をアップさせているのだが、出来ればモナコ仕様の再現もして欲しかった。
と、思ったら
モナコで300°にして走ってみるとやたらクイックな感覚。操作しずらい。
不信に思い90°切った状態で画面とハンコンを比べてると
角度があってない!
なのでステアリングの切れ角を上げてみると
450°で一致した。
この場合も90°までは画面の腕はリニアに動き残り35°はゆっくり動く。
いやーよもやこれモナコ仕様まで再現してたとは。。。。
正直驚いた。
codemasterはこのF1シリーズをあの伝説の
F1 Challengeの様な方向性で行こうとしているのかもしれない。これは良い事である。
コドマスよレースシム業界の為にも頑張ってくれ。