三洋電機の洗濯機などの事業を買収する中国の大手家電メーカー「ハイアール」は、三洋電機の商品ブランドを使った製品を来年1月から日本で販売することになりました。
中国の大手家電メーカー「ハイアール」は、パナソニックから子会社の三洋電機が手がける洗濯機と冷蔵庫の事業のうち、日本と東南アジアの拠点を買収することで18日にも最終合意する見通しです。これを受けてハイアールは、現在三洋電機が製造している洗濯機と冷蔵庫については、三洋電機の「アクア」という商品ブランドをそのまま使って、来年1月から日本で販売することにしたものです。また、東南アジアでは「SANYO」のブランドを使って冷蔵庫などの家電製品を販売することにしていて、中国メーカーが日本メーカーのブランドを使って事業の拡大を図る動きとして注目されます。