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国際
「世界の憲兵気取ったりしない」 プーチン首相が米国を暗に批判
2011.10.18 13:50
[ロシア]
ロシアのプーチン首相は17日放映の同国三大テレビ局社長らとのインタビューで、他国との友好関係を望むが「最も積極的なやり方で国益を守るのは当然だ」と述べ、来年の大統領選で当選し大統領職に復帰すればロシアの国益を最優先にした外交を進める考えを示した。
首相は「超大国を装って自分の要求を他国に押しつけるのは間違いだ」と述べ、ロシアはソ連時代のように威圧的な外交政策は取らないと明言。「自国の利益は守るが、『世界の憲兵』を気取ったりはしない」と述べ、各地の紛争に介入している米国を暗に批判した。
自身の大統領職復帰について首相は、メドベージェフ大統領を後継者にして首相就任を決めた4年前から2人の間で「大いにあり得る、との合意があった」と認めた。(共同)
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