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力士に子どもたち挑戦/春日部

2011年10月17日

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「ぶつかり相撲体験」で力士を押し出そうとする女の子

 秋晴れの下、9月上中旬ごろの汗ばむような陽気となった16日、スポーツ関連のイベントが県内各地で開かれた。子どもから大人まで多くの人が参加し、「スポーツの秋」を思いっきり楽しんでいた。

◇日差しサンサン 汗キラキラ

 春日部市・庄和地区の地域支え合い事業の拠点施設「ふれあい茶屋しょうわ」で16日、大相撲の力士を迎えたイベントが開かれた。昨年11月のオープンから間もなく1年。地元経済の活性化と多世代交流が目的で、子どもからお年寄りまで大勢の人が楽しんだ。

 大相撲立行司の第33代木村庄之助さん(2007年に引退)が同市内に住んでいるのが縁で実現した。

 この日は、錦戸親方(元関脇・水戸泉関)と力士7人らが訪れ、「ちびっ子ぶつかり相撲体験」では、地元の市立桜川小学校の児童約25人の挑戦を受けた。

 子どもたちは押したり突っ張ったり、中には足を取ろうとした子も。堀口遥香さん(8)は「思ったより重くて、途中で息が詰まった」、森龍聖君(8)は「巨大な石みたいだった」。力士たちによるちゃんこ鍋や餅つきもあった。

 木村庄之助さんは「いろいろなイベントに参加し、相撲界の信用、信頼を取り戻していきたい」と話し、錦戸親方は「力士とのふれあいが、子どもたちの新たな思い出になってくれれば」と語った。

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