その昔、一大ブームを巻き起こしたツチノコ探索。現在でも、全国各地で捕獲イベントが行われており、1億円や土地など、捕獲者への“ご褒美”が用意されている。


 日本に生息するといわれて久しい「ツチノコ」。かつては町おこしなど地域活性化の手段としてもてはやされ、各地で捕獲者への賞金が発表された。一時のブームは過ぎ去ったものの、今でもツチノコ捕獲者への賞金や賞品は健在だ。

 糸魚川市(新潟県)で6月に開催されたイベントでは、ツチノコを捕獲すれば賞金1億円が進呈されることになっていた。今年で6回目を数えるイベントだったが、残念ながら捕獲者は出なかった。

 同様の捕獲イベントはほかにもあり、ゴールデンウィーク期間中に東白川村(岐阜県)でも開催されていた。こちらの賞金は122万円。やはりここでも捕獲者は出なかった。なお、東白川村では捕獲者なしの場合、懸賞金は1万円アップするとのこと。したがって来年は、賞金123万円で、ツチノコ捕獲が繰り広げられる予定だ。

 賞金ではなく土地というものもある。温泉やスキー場、そして日本海と豊かな自然を誇る旧美方町(現香美町/兵庫県)では、ツチノコ捕獲者には別荘用にと土地100坪が進呈される。同町で組織される探検隊隊員であることが前提だが、探検本部では隊員を新たに募集中である。

 一方、旧吉井町(現赤磐市/岡山県)では、2000年に「つちのこ基金条例」を制定。条例には捕獲者への賞金は2000万円、さらに捕獲者が出ない場合は毎年1万円増額と明記されていた。この条例は、平成の大合併によって赤磐市となった今も引き継がれている。そして賞金額も、条例通り11万円がプラスされ2011万円に達した。

 はたしてツチノコは実在するのか。今のところ捕獲されたとの情報はまだない。

【関連記事】
・斎藤佑樹の日ハム入団効果は年間58億円 地元から期待高まる
・関西大教授ら試算 石川遼の経済波及効果341億円
・学生時代に1億円以上を稼いだ孫正義の「ブルドーザー営業術」
・1億円ぽっちの富裕層には心理的な余裕がない

次の記事



【FXランキング】 FXランキング 最新FXランキング スワップFXランキング 手数料FXランキング 口座数FXランキング 会社
【FXを徹底比較】 FX比較 取引コストFX比較 手数料FX比較 通貨ペアFX比較 発注機能FX比較 サービスFX比較 安全




FXサービス完全ガイド もっと見る

経済・社会 もっと見る

マンガ もっと見る

国際ニュース もっと見る

注目の求人情報
Webデザイナー/医療系コンテンツ運営会社
◇こんな会社です 医療に特化したコンテンツ運営、マーケティング戦略で急成長している企業です。 イン...
Webデザイナー/大手銀行
■担当プロジェクト ・コーポレートサイト運用 ・モバイルサイト運用 ・キャンペーン・プロモーションサ...
Webデザイナー/ポータルサイト運営会社
■担当業務 :セミナー情報専門のポータルサイトの制作/更新/リニューアル など :その他、自社サー...

注目リンク