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暴力団排除条例:禁止区域に事務所…容疑の組幹部3人逮捕

山口組系暴力団「章友会」が入居する建物を家宅捜索をする大阪府警の捜査員ら=大阪市北区で2011年10月18日午前10時38分
山口組系暴力団「章友会」が入居する建物を家宅捜索をする大阪府警の捜査員ら=大阪市北区で2011年10月18日午前10時38分

 大阪府暴力団排除条例で禁止されている区域に暴力団事務所を開設したとして、府警捜査4課は18日、指定暴力団山口組章友会会長の石田章六(本名・朴泰俊)容疑者(78)=同府箕面市坊島1=ら組幹部3人を同条例違反(事務所の開設の禁止)の疑いで逮捕した。3人は「事務所は開いたが、違反の区域だと思っていなかった」などと供述しているという。暴排条例の事務所開設制限を適用し、逮捕したのは全国初という。

 逮捕容疑は今月上旬、大阪市北区兎我野町で、府暴排条例が事務所開設を禁止する区域にあるビル(5階建て)に組事務所を設置した、としている。

 府は4月に暴排条例を施行。学校や図書館などの周囲200メートル以内で組事務所開設が禁止された。違反者は1年以下の懲役または50万円以下の罰金。今回設置した事務所から200メートル以内に保育園があった。事務所近くの男性は「ビルの前に組員風の男たちが何十人も並び、怖かった」と話した。

 府警は18日、章友会の事務所など数カ所を家宅捜索した。府警によると、石田容疑者は、全国に82人いる山口組直系組長で、山口組の顧問。

毎日新聞 2011年10月18日 20時04分(最終更新 10月18日 22時01分)

 

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