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グランセル地方編(7/20 第37話修正)
第四十四話 管理機構軍の遺産 ~巨大戦艦グロリアス~
<空中浮遊都市 住宅区画>

エステル達調査隊が持ち帰った機械兵器の電子頭脳の残骸はすぐにラッセル博士達によって解析された。
やはり導力停止現象を無効化する装置が組み込まれていたようで、すぐにラッセル博士は試作品を作り上げた。
試作品が作られるとツァイス中央工房メカニック、情報部、山猫号の乗組員などが揃っているアルセイユのエンジンルームで迅速に改良・量産が行われた。
そしてエステル達に小型の導力停止無効化装置が渡され、同行する事になったティータの導力砲に付けられた。
これは簡単に取り外しが可能なアタッチメントで、接続すれば浮遊都市にある機能停止中の導力機械を動かす事も出来るようになる。
さらに単独で通信機の役割も果たせる至れり尽くせりの機能だった。
ラッセル博士によればジークによってリシャール達の組も一度アルセイユに呼び戻して通信機を渡す予定なのだと言う。
休息と補給を済ませたエステル達は再び公園区画を通り抜け、地下道を通ってジョゼット達と出会った住宅区画へと向かった。

「あたし達の住んでいる街は大きい家や小さい家とかあるのに、この街の人々は同じ形の部屋に住んでいたのね」
「ああ、これはまるで独房だな」

エステルは立ち並ぶマンションを見て少し寂しそうにつぶやくと、レーヴェも同意してうなずいた。

「でも、ドアにはロックがかかると思うし安全性は高いと思いますよ」
「やっぱりいろんな形の家があるから街って面白いと思うけどなあ」

ティータの言葉を聞いてもエステルは面白くなさそうだった。
ケビンは辺りを見回して少し感心したようにつぶやく。

「さっきから見た感じ、都市の造りはほとんどがシンメトリーになっとる。それだけ調和が徹底されているようやね」
「ここの都市に住んでいた人は、どんな事を思いながら日常を送っていたんだろう」
「ふん、どうせ温室の中に居るような張りの無い生活をしてたんじゃないか?」
「アガットさんは刺激的な事が好きそうだもんね」
「エステルも野次馬根性丸出しで他人の事言えないじゃないか」

ずらっと立ち並ぶ同じ部屋を全部調べていては時間が掛かるので無視して、エステル達は住宅区画の中心にある大きめの建物へと足を踏み入れた。
市街を動き回っていた機械兵器が襲ってくるがエステル達は何なく撃退して建物の中を調べる。

「カウンターがあるけど、何かのお店かな?」
「いや、商品らしいものが無いからきっと受付じゃないのかな」
「もしかして、遊撃士協会みたいな場所だったりして」

ヨシュアの答えを聞いて、エステルは嬉しそうにつぶやいた。

「えっと、たくさんの人の名前がデータベースに入っているみたいですよ?」

導力停止無効化装置を受付の奥に置かれているコンピュータに接続したティータが言うと、エステル達はディスプレイを凝視した。

――――――

1024番 アルフレド・ロー
1025番 マリアベル・ギュンター
1026番 削除

――――――

データベースに登録された番号の中には削除されたものが多く存在し、全体の3分の1ほどに登った。

「自然死では無いみたいですね」
「ああ、きっと戦争が原因なんだろうな」

ヨシュアの意見にアガットはうなずいた。
さらにティータが端末を操作すると、住民票に続いてディスプレイに表示された内容にエステル達はとても驚いた。

――――――

『補完計画報告書』

845番×866番
901番×923番
924番×956番

――――――

「これはまさか……!」
「多分、結婚する相手を強制的に決めちゃうんだと思います」

ヨシュアの質問にティータは震える声でそう答えた。

「あちゃー、神をも恐れぬ行為やな」

ケビンはあきれ果てた様子で天を仰いでため息をついた。

「ここまで行くと管理だな」

レーヴェがあきれたように吐き捨てた。
そのレーヴェの言葉にアガットも同意する。

「ああ、俺はこんな街に住むのはごめんだぜ」
「そう考えた人々が反乱を起こしたんでしょうか」
「ありえない話ではないな」

ヨシュアの考えをレーヴェは肯定した。

「とりあえず、このデータをダウンロードしてお祖父ちゃんに送りますね」

この建物が重要な施設だと判断したエステル達はしばらく時間を取っていろいろな場所を調べる事にした。
しかし中にはパスワードが掛けられて暗号化されたファイルもあり、その場で内容が読めない物もある。
残念だがアルセイユに居るラッセル博士達に解読を任せるしかない。

「自分が好きになった相手と結婚できないなんて、気分が悪いったらありゃしないわ。用が済んだらすぐに行きましょう!」

エステルは少し怒った顔になってヨシュアの手を引いて外に出た。
無意識の行動なのだろうが、残されたケビン達は顔を見合わせて苦笑したのだった。




<高速巡洋艦アルセイユ 会議室>

調査隊からデータが転送されると、ラッセル博士達は解析が済み次第クローゼ達に内容を報告した。
クローゼに報告された内容は、すぐに会議室でオズボーン宰相達に開示された。

「結婚まで管理されて人が家畜のように扱われるとは、自由を愛する僕としては許せない事だね」
「だが人民を統治するにはある程度の管理が必要なのも事実だ」

オリビエを皮肉ってオズボーンはつぶやいた。

「ふうん、宰相殿は国民の毎日の夕食の献立まで細かく法律で定める気なのかい?」
「だからある程度だと言っているではないか」
「オリビエ、先程から口が過ぎるぞ」

皮肉の言い合いとなった所でミュラーがオリビエを止めた。

「それで、パスワードの解読に成功したと聞きましたがどのような情報が記録されていたのですかな?」
「ええ、ファイルの中身は管理機関軍の職員の日記でした」
「ほう?」

オズボーンの質問に答えたクローゼの言葉にオリビエは興味を持ったようにつぶやいた。
クローゼは会議室に集まったメンバーにこの浮遊都市の歴史を話し始めた。
この浮遊都市は技術の粋を集めて建造された『楽園』であり、外界から多くの人々が移り住んだ。
自分の部屋に居ながら端末を使って遠い地の風景や異国の音楽を聞けるサービスなどを受けられ、必要な日用品の注文などもできる。
しかし楽園と呼ばれる場所でも人間同士のトラブルは起きてしまう。
最初は端末を通じての男女間の出会いを制限する程度の規制だったが、やがて治安維持を目的とした『管理機構軍』が結成された。
そこまではどの国でもよくある話だった。
だが進んだ技術を持った浮遊都市の統治者はトラブルを未然に抑えるために人々を端末を通して洗脳し、管理しようと考えたのだ。
人間の力には限界があると考えた議会は究極の管理システムを産み出した。
それは外見から《輝く環》と呼ばれるようになった。
浮遊都市に住んでいた人々は自覚しないうちにだんだんと輝く環に心酔していくようになった。
これに危機を感じて立ち上がったのがクローゼの先祖となるセレスト・D・アウスレーゼだった。
彼女は輝く環を封印するために『封印機構』を仲間の研究者と共に結成し、管理機構軍と戦った。
激戦の末に封印機構は《輝く環》の封印に成功し、生き残った人々は地上で暮らし始めてリベール王国の基礎を創った。

「輝く環の封印、いえ、破壊は我がリベール王国に課せられた宿命。必ず成し遂げてみせます!」
「はい、クローゼ様」

クローゼの宣言に、ユリアも力強くうなずいた。
そんなクローゼ達の元に新たな報告が入る。
工業区画までたどりついたエステル達が港湾地区で巨大な戦艦を発見したのだと言う。
ラッセル博士が解読したデータによれば、その戦艦の名は《グロリアス》。
管理機構軍が地上へ逃れた封印機構軍を追撃するために造った戦艦だった。
しかし《輝く環》が封印されてしまったため、出撃せずに港に留まっていたようだった。

「もしその戦艦を入手できたら、その国の空軍は天下無敵となるでしょうなあ」
「私達にはアルセイユがあります。巨大な戦艦など必要ありません」

オズボーンが嫌味を言うと、クローゼはそう言い返した。

「そうだ、我らには我らの戦い方がある!」

クローゼの言葉にユリアも加勢して叫んだ。

「ふむ、それではその戦艦は破棄すると言うのだね?」
「はい、約束致します」

オリビエの目を見つめ返しながらクローゼはうなずいた。

「では貴殿達の覚悟と決意を見せてもらおうか」

オズボーンはそう言って会議室を出て行った。
続いてオリビエもクローゼに向かって微笑みを浮かべてミュラーと共に退出する。
緊張が解けたクローゼは大きく息を吐き出した。
そんなクローゼにユリアが声を掛ける。

「クローゼ、お疲れ様でした。少しお休みになられてはいかがですか?」
「いえ、お祖母様も生誕祭での軍縮条約締結のため頑張っておられるのです、私も力にならないと」

クローゼはこの後、グロリアスの内部調査に向かったエステル達に必要とあれば指示をするつもりだった。
このアルセイユで最高責任者となっているクローゼはこなさなければいけない仕事は多い。
ユリアは浮遊都市での事件が早期に解決してくれる事を女神エイドスに祈った。



<浮遊都市 工業区画>

住宅区画から地下道を通ったエステル達は、広く開けた場所へ出た。
コンテナが山積みされ、輸送用の機械がせわしなく物資を工場の中へと積みこんでいる。
エステル達は窓からのぞき込んでみると、機械が稼働してあの機械兵器のパーツを生産していたのだ!

「これって、あたし達が戦って来た機械兵器じゃないの」
「多分、封印が解けてから再稼働を始めたんやろな」
「時間が経つほど数が増えてしまうわけですね」

エステルとケビンの言葉を聞いたヨシュアは深刻な顔をしてつぶやいた。

「じゃあ、あの機械を壊しちゃった方が良いのかな?」
「時間稼ぎにはなりそうだな」

エステルの言葉にアガットは賛成した。

「だけど、僕達の時間も消費してしまいそうだよ」
「自分らの任務は調査やしな……」

ヨシュアとケビンの意見を受けて、ティータが提案をする。

「あの、こういう場合は生産ラインを遮断してしまえば良いと思いますよ」
「なるほど、一部だけ壊せば良いわけか」

レーヴェはティータの提案に感心してうなずいた。
ティータの導力砲で窓を破り、レーヴェとアガットの戦技クラフトで機械の作業用アームを壊す。
警報が鳴り響き、機械は動きを止めた。

「よし、この場から離れるぞ!」

アガットの言葉に従いエステル達は警備用の機械兵器を蹴散らしながら工場から離れた。
エステル達が追撃の手をまくために逃げた工場群の反対側は大きな空港が整備されている。
その空港に巨大な紅い戦艦が停泊しているのを見てエステル達は息を飲んだ。
アルセイユのラッセル博士に戦艦の事を報告したエステル達は、すぐにラッセル博士から返信を受ける。
エステル達が送ったデータを解析したラッセル博士の話によると管理機構軍が建造した『グロリアス』と呼ばれる戦艦らしい。
工場で生産された機械兵器が中に入って行くのを目撃したエステル達は、戦艦の様子が気になった。
戦艦から低い駆動音が聞こえる所から考えても、機能を完全に停止している様には思えなかった。
嫌な予感がしたエステル達は、クローゼの許可を取って戦艦の中を探索する事にした。

「でも、あの大きな戦艦のどこを調べればいいのかな?」
「あ、お祖父ちゃんが地図を送ってくれました」

エステルが疑問の声を上げると、ティータは持っていた通信機のディスプレイをエステル達に見せた。
グロリアスのマップには目立つように印が付けられ、セキュリティー解除のパスワードまで記されていた。

「このルートを通って余計な戦闘を避ける、いいな!」
「はい!」

レーヴェの言葉にエステル達はうなずいた。
入口に陣取る機械兵器を倒すと、エステル達は勢い良くグロリアスの中へと突入した!
途中の小部屋を無視し、進路を塞ぐ機械兵器だけを倒して戦艦後部にある階段を登り甲板へ出る。
そこから甲板を伝ってブリッジへと侵入するルートだった。

「うわっ!」

甲板に上がったエステルは軽い悲鳴を上げてスカートを手で押さえた。
片手でスカートを押さえて恥じらいながら戦うエステルの動きはおぼつかないものになる。
そもそもエステルの武器である長い棒は両手で握らないと操りにくい。
そんなエステルの姿を見て、アガットはいらだったように舌打ちする。

「ちっ、スカートなんかはいて来るからだ」
「そうだよ、今までスパッツをはいてたのにどうして急にスカートなんかはいたの?」
「だって、シェラ姉が少しは女の子らしくした方が良いって勧めてくれたから……」

ヨシュアに尋ねられるとエステルはうつむいて答えた。

「なるほど、エステルちゃんはなかなか手を出して来ないヨシュアはんに対して色仕掛けに出たってわけやな」

ケビンがそう言うと、エステルは顔を赤くした。

「アガットさん、私もツナギじゃなくてスカートをはいた方が喜んでくれますか?」
「な、なにを言ってやがる」

ティータが尋ねるとアガットはぶっきらぼうに答えてごまかした。

「おい、おしゃべりはそこまでだ」

レーヴェが浮ついた雰囲気になったエステル達に注意を促した。
甲板に立つエステル達の行く手を塞ぐように浮遊する大型の機械兵器がブリッジの方から姿を現した。

「あいつがブリッジを守るガードなの?」

エステルは武器であるロッドを構えた。
風でひるがえるスカートの事はとりあえず気にしないようにしたみたいだった。
敵は多数の小型ミサイル兵器を搭載し、狭い甲板の上で戦うエステル達は苦戦を強いられた。
しかし、攻撃を無効化するバリアーを張るケビンの奥義(Sクラフト)などの助けもあり、飛び上がったレーヴェの剣とアガットの剣は機械兵器のコアを切り裂いた。

「手応えあったな」
「ああ」

着地したレーヴェの言葉にアガットも同意した。
だがその大型の浮遊機械兵器は最終手段として体内に爆薬を仕掛けていたのだ!
近くに居たエステルは爆風を食らい、体が吹き飛ばされる。
そしてエステルの体は甲板からはじき出されてしまった。
空中に飛び出したエステルは重力の法則に従い落下するしかない。

「エステルーーっ!」

落ちて行くエステルの姿を見たヨシュアが悲鳴を上げた。
甲板から身を乗り出すヨシュアをアガットとレーヴェが両脇から力づくで引き戻した。

「エステルっ、エステルっ!」
「気をしっかり持つんや!」

そう言ってヨシュアを落ち着かせようとするケビンもかなり青い顔をしていた。

「エステルお姉ちゃんが……そんな……」

ティータもその場にへたり込んで泣き始めてしまった。

「くそったれ!」

アガットも悔しそうな顔でそう吐き捨てて、雰囲気は暗くなってしまった。

「あれは何だ?」

空を眺めていたレーヴェが指差す方角から、大きな竜が空を飛んで近づいて来るのが見えた。
それはカシウスと親しい者なら誰もが知っているレグナートだった。
甲板に立ちつくしていたレーヴェ達はレグナートの背中に乗っている人物達の姿を見て息を飲んだ。
カシウス、レナの後ろに落ちたはずのエステルが無事な様子で立っていた!
レグナートは甲板の上に着地し、カシウス達もレグナートの背中から降り立った。

「落ちた時はあたしも終わりかなと思ったんだけど、レグナートがキャッチしてくれたのよね」
「エ、エステル……?」
「死んじゃう時に今までの事が走馬灯のように頭をよぎるってウソね、大して考える時間も無かったし」
「お姉ちゃん!」
「エステル!」

ティータとヨシュアは笑顔で近づいて来たエステルに抱きついてしまった。

「ちょっと、ヨシュアまで抱きついて来るなんて……」
「あ、ごめん」

顔を真っ赤にしてエステルが言うと、ヨシュアも照れ臭そうに謝って体を離した。

「うむうむ、感動の再会だな」
「そうですね」

カシウスとレナはニヤニヤとその様子を見守っていた。
その和やかな雰囲気に水を差すかのように機械兵器が集まって来たのを見ると、カシウスはエステル達に指示を下す。

「きっとあの中央の塔がこの都市の中枢だろう、ここは俺達に任せてお前達はあそこへ向かえ」
「でも、私達はお祖父ちゃんにこの戦艦のブリッジにあるメインコンピュータからデータをダウンロードするように言われてるんですけど……」
「数時間後にはこの世から姿を消している船のデータなど必要あるまい」
「えっ!?」

ティータに対するカシウスの答えを聞いて、エステルは驚きの声を上げた。
カシウスは厳しい表情になってエステル達に向かって話す。

「この戦艦は修理して悪用などされないように徹底的に破壊する、中のデータも同じだ」
「で、でもこの戦艦のデータがあればお祖父ちゃんの研究も進むと思いますけど……」

そう宣言したカシウスにティータはなおも食い下がった。
しかし、カシウスは笑顔になってその反論を吹き飛ばす。

「なあに、あの爺さんならブラックボックスに頼らずとも自分の手で素晴らしい船を造れるだろう」
「せやけど、どないしてこんな馬鹿でかい戦艦を壊すんや」
「俺達にはレグナートが居るからな、多少の無茶ならできるさ」

ケビンの疑問にカシウスは自信たっぷりに答えた。

「生誕祭前のダイエットに良い運動よ」
「ダイエットって……食べて太った後にするものでしょ?」

笑顔で言ったレナにエステルはあきれた顔でため息をついた。
カシウス達はグロリアスを破壊した後、工業区画に点在する機械兵器のパーツを生産している工場で派手に暴れてアルセイユが浮遊都市を脱出するまで注意を引きつけると告げた。
ティータは通信機でアルセイユのクローゼ達にカシウス達が到来し、敵を陽動する事を伝えた。
グロリアスから降りたエステル達はカシウス達に別れを告げて地下道へ向かう。
ラッセル博士の地図によれば工業区画から通じる地下道を抜ければ浮遊都市中央の大きな塔《中枢塔アクシスピラー》の間近に出る事が出来る。
去って行こうとしたヨシュアをカシウスは呼び止めてそっと耳打ちする。

「ヨシュア、エステルを頼んだぞ」
「はい」

ヨシュアがカシウスの目を見つめて答えると、カシウスはニヤリと笑う。

「いやあ、ヨシュア君のような立派な青年にお嫁にしてもらえるとはエステルも幸せ者だなあ」
「ちょっと、そう言う意味だったんですか!」
「おい、何をグズグズしてんだ!」

ヨシュアはおどけてハンカチで目頭を拭く演技をしたカシウスに言い返そうとしたが、アガットに呼ばれあわてて駆けて行くのだった。
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