陸自隊員128人が食中毒 22人入院食堂の料理原因
兵庫県は9日、陸上自衛隊千僧駐屯地(同県伊丹市広畑1丁目)の隊員128人が嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒症状を訴え、うち22人が一時入院したと発表した。既に全員快方に向かっているという。
同県生活衛生課と千僧駐屯地によると、128人が異常を訴えたのは4日夕から5日にかけてで、駐屯地は5日朝、県に連絡した。
県が調査したところ、症状の出た隊員はいずれも施設内の食堂を利用していた。県は食堂で調理された料理が原因の食中毒と断定し、食堂に9日から2日間の業務停止を命じるとともに、原因食材を調べている。
隊員は6日夕から順次回復し、入院した隊員も8日までに退院した。食堂は5日から業務を自粛しているという。
【共同通信】
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