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【プロ野球】西武残った 連夜のドロー パCS進出は最終戦決着2011年10月18日 紙面から
◆ロッテ2−2西武パ・リーグは17日、西武がQVCマリンフィールドでロッテと引き分け、オリックスと西武が争うCS進出決定は両チームのレギュラーシーズン最終戦となる18日に持ち越された。西武は日本ハム戦(西武ドーム)に勝った上で、オリックスがソフトバンク戦(京セラドーム大阪)に負けた場合のみ、3位でCSに出られる。 ◇ もう、勝つしかない。再三のチャンスがありながら、西武が勝ち切れなかった。2日連続のドロー劇。残ったのは、首の皮一枚だけだ。「いろんなミスが出た。何とか勝ちたかったけど、最後はよく粘ったと思う」。試合後の渡辺監督は、自らを奮い立たせるように前を向いた。 4回、2点を先制したその裏だった。1点を返され、なおも1死一、三塁で角中の打球を二塁手・原が適時失策。その原は前日に続いて、5回無死二塁の好機で送りバントを決められなかった。すでに規定の3時間半を過ぎていた同点の延長11回2死一、二塁。原は「今日あったことはすべて忘れろ」と渡辺監督から直々にゲキを飛ばされて打席に向かったものの、あえなく空振り三振。その瞬間、この夜の白星がなくなった。「打ちたかったです…。今まで積み重ねてやってきたけど、意味がない」と悔やんだが、もう後の祭りだ。 勝負はレギュラーシーズン144試合目に持ち越された。「うちは勝つしかないと、1カ月言い続けてきた。他力ではあるけど、まさに明日。勝たないと」と、渡辺監督は繰り返した。先発はチーム唯一の10勝投手・西口だが、15日に先発したばかりの岸が中2日でブルペン待機。総力戦に備える。 主将の中島も言い切った。「こんな緊張感のある場を経験することで、みんな成長していく。明日は、勝つしかない」。レオ軍団の底力が運命の「10・18」で試される。 (谷光太郎) PR情報
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