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【プロ野球】

日本ハム 新監督に栗山氏

2011年10月18日 紙面から

 日本ハムが来季の新監督として、野球評論家の栗山英樹氏(50)を招へいすることが17日、分かった。レギュラーシーズン2位が確定している日本ハムは2年契約が終了する梨田昌孝監督(58)が今季限りで辞任した。テレビでキャスターを務めるなど高い知名度と卓越した野球理論を持つ栗山氏に、白羽の矢を立てた。

 就任4年目の梨田監督は、9月15日に退団の意向を明らかにした。直後から、後任探しに着手した球団は複数の候補の中から、栗山氏に一本化した。プロ、アマで豊富な野球取材経験を持ち、知性派として知られ、親会社のイメージに合うさわやかな印象も決め手になったとみられる。

 栗山氏は東京学芸大を経てヤクルトでプレー。引退後はスポーツキャスターに転身した。野球理論には定評があり、数年前から複数球団が監督候補としてリストアップしていた。だが、キャスター業が順調なうえ、白鴎大の教授職でもあり、現場復帰を見送ってきた。今回も、日本ハム側の打診に難色を示したが、大社啓二オーナー(55)が直接出馬して栗山氏と交渉。球団の熱意が伝わった。

 この日、札幌市内の球団事務所で経営会議に参加した大社オーナーは「重要なことなので先走るのは…」と前置きしつつも、栗山氏について「昔からよく知っている」と話した。日本ハムのポストシーズンゲーム終了後にも正式に監督就任を要請、栗山監督が誕生する。

 

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