【社会】リニア中間駅の飯田駅併設を正式断念2011年10月18日 20時40分 長野県のリニア中央新幹線建設促進協議会(会長・阿部守一知事)は18日、長野市で臨時総会を開き、これまで求めてきた中間駅のJR飯田駅併設の要望を取り下げ、県として正式にJR東海の案を受け入れる方針を表明した。 JR東海は、飯田市北部の座光寺地区から高森町南部にかけての平野部に中間駅を設置する方針。地元の飯田下伊那地域の期成同盟会はこれまで、中心市街地の活性化などを見据え、JR飯田駅へのリニア駅併設を求めてきた。JR側がルートの水源域回避や飯田線の存続など地元要望に配慮する姿勢を見せたため、JR案を容認することになった。 総会では、飯田線の既存駅との接続や中央自動車道へのアクセス向上に向け、地域と連携して取り組むことなどを求める決議文を採択。JR東海の宇野護取締役に手渡した。 (中日新聞) PR情報
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