Macユーザー話題沸騰中の「dolipo」という、ネットを高速化させるアプリケーションを入れてみた。すげぇ!! はっきり言ってこれはヤバすぎる!!
polipoをMacで手軽に利用するdolipo
数日前から、Mac系のニュースサイトなどで話題騒然となっているアプリケーション「dolipo」。元々はローカル上に特殊なProxyサーバを構築する「polipo」をMacのGUIで簡単に導入させてくれる素敵なアプリだ。
「polipo」とか「dolipo」とか、ものすごく名前が似通っていてごっちゃになりそうだが、そんなことはどうでもいい。とりあえず導入してみて実験してみよう。ココからダウンロードできる。
インストール
「dolipo」のインストールは死ぬほど簡単。たったこれだけの操作で、Webアクセスが高速化してしまうのは、本当に驚きだ。
- ダウンロードしたファイルを解凍
- 解凍されたアプリケーションをアプリケーションフォルダに移動し起動
- 「システム環境設定」の「ネットワーク」の高速化させたいネットワークの「詳細」をクリック
- 「プロキシ」タブを選択して、「Web プロキシ (HTTP)」と「保護された Web プロキシ (HTTPS)」のアドレス入力欄に「127.0.0.1」、ポートに「8123」と入力し、設定を完了させる。Firefoxなど、OSのProxy設定を読み込むのではなく、環境設定からProxyの設定を行わないといけないアプリでも、同様に上記のアドレスを入力すれば高速化する。
以上で高速化が完了。メニューバーのアイコンをクリックして「Start At Login」にチェックを入れておけば、再起動後も自動的に起動してくれるので、常用したいジャンキーは設定しておこう。
Safariのキャッシュをオフにする
始め、「dolipo」を導入し使ってみた時には、高速化は体感できなく、情報を求めて関連サイトをハシゴしたところ、ブラウザキャッシュをクリアにしてオフにさせると爆速になるとのこと。
しかし、Firefoxの場合は環境設定から設定できるが、Safariの場合はデフォルトでオフにはできない。そこで登場するのが、メンテナンスツールの「OnyX」。「各種設定」の「Safari」から「Safari キャッシュを使用停止」にチェックすれば、Safari再起動後からキャッシュを読み込まなくなる。
ちなみに、Terminalにコマンドを打ち込んでオフにすることも可能
defaults write "com.apple.Safari" WebKitPageCacheSizePreferenceKey -integer 0
キャッシュをオンに戻すには
defaults delete "com.apple.Safari" WebKitPageCacheSizePreferenceKey
と入力する。
かっ飛ばせ!!
我が家はADSL環境で、8Mbpsぐらいの回線速度は出ていて、普通にWebブラウズする際に速度面で気にすることはあまりなかったが、「dolipo」を導入してキャッシュをオフにしたとたん、驚くほどのスピードアップを体感できた。
特にLeopardの「Safari3」は異常なほど早い。本当に早い。Googleの検索結果さえ早くなり、本当に満足だ。しかし、一番スピードアップが体感できるのが「Youtube」や「ニコニコ動画」などの動画系サイトのブラウズが一番強烈とのこと。Youtubeは結構利用するので、早速試してたところ、サクサクすぎて本当にびつくりしました。てっきりマシンスペックのせいで読み込みが遅いと思いこんでいたので、これはかなり嬉しい!!
自分のように、特にWebブラウズのスピード面で不満ではない人でも、是非とも「dolipo」で「polipo」を導入して試してみて欲しい。このスピードアップは本当に驚異的だ。