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最終更新:2011年10月18日(火) 15時7分

裁判員裁判の有罪判決破棄し、無罪

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 大分県竹田市で去年1月、母親を殺害した罪に問われた男の控訴審判決で、福岡高裁は一審の裁判員裁判の有罪判決を破棄し、無罪を言い渡しました。

 この裁判は去年1月、大分県竹田市で無職の男(51)が当時78歳の母親を殺害した殺人の罪に問われているものです。被告は統合失調症で、責任能力の有無が争点でした。18日の控訴審判決で、福岡高裁は「被告は重度の統合失調症で心神喪失状態にあった」と認定。その上で、懲役3年、保護観察付きの執行猶予5年とした大分地裁での裁判員裁判の有罪判決を破棄し、無罪を言い渡しました。(18日13:40)

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