大阪市は14日、JR大阪駅北側に2013年開設予定の市の研究開発施設「大阪オープン・イノベーション・ヴィレッジ」(仮称)に関し、大阪大、京都大など5大学1研究機関と同施設への進出について基本合意したと発表した。
オープン・イノベーション・ヴィレッジが入るうめきた先行開発エリアのイメージ図 |
再開発地域「うめきた」の知的創造拠点として建設している「ナレッジキャピタル」の中核施設となり、12年3月中をめどに、進出に関する具体的な条件について協定を結ぶ。基本合意したのはほかに、大阪市立大、関西大、関西学院大、情報通信研究機構。
市は今年3月と8月に大学と企業の技術マッチング会を実施。大学側から「研究成果を形にするために企業の高度な技術が必要」との要望が出ていたという。
大学や研究機関が持つ可視化技術をベースに「大阪の強みである環境・エネルギー技術、健康科学、ロボット技術などの分野でイノベーションを生み出していく」(計画調整局)ことを目指す。
平松邦夫市長は「(同施設が)企業と大学をつないで新技術、新製品をつくり出す活動の中心となる」と自信を見せた。
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