自転車の信号無視 集中取締り
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自転車の信号無視 集中取締り

10月18日 12時4分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東日本大震災のあと、自転車の利用者が増え事故が多発していることから、東京都内で信号無視の集中取締りが行われました。

東京・中野区のJR中野駅近くの交差点には、18日午前7時半から、およそ10人の警察官が立ち自転車の交通違反の取締りに当たりました。今回は重大な交通事故につながりかねない信号無視の取締りに重点が置かれ、信号が赤に変わっているのにブレーキをかけずに道路を横切ろうとする自転車を警察官が呼び止め、罰金が科せられることもある交通切符を切っていました。中には「ピスト自転車」と呼ばれる公道を走行できない競技用の自転車に乗る人もいて取締りの対象となりました。1時間余りの取締りの結果、信号無視で6人、「ピスト自転車」で1人が検挙されたほか、イヤホンをしながらの運転で9人が警告を受けました。警視庁によりますと、都内では東日本大震災をきっかけに自転車の利用者が増えたため、4月と5月の2か月間で自転車の事故が去年の同じ時期に比べて10%多くなり、震災のあと歩行者との間の事故で3人が死亡しています。警視庁では、今後も都内各地で自転車の交通違反の取締りを強化することにしています。