「第3回九州ご当地グルメフェアin阿蘇」が14日、熊本県阿蘇市の阿蘇体育館前広場で始まり、宮崎県からは延岡市のチキン南蛮が出展。1日で予定の倍近い約千食を売り上げ、一、二を争う人気だった。
フェアには「日田やきそば」「宇佐からあげ」など、ご当地料理で活性化に取り組む22団体が参加。チキン南蛮は市民グループ「延岡発祥チキン南蛮党」がその場で調理して提供し、最長40分待ちの行列ができた。
熊本県菊陽町の会社員男性(30)は「この辺りのチキン南蛮とは甘酢が違う。うまい」。グループの永野時彦さんは「本場の味を知ってもらえたのでは」と手応えをつかんだ様子だった。
フェアは16日まで。問い合わせは実行委=0967(22)4801。
=2011/10/16付 西日本新聞朝刊=