シンポジウム

2011年10月17日

Posted by 安里川ファンクラブ at 23:30│Comments(0)TrackBack(0)ちょっと専門的なお話
ラムサール条約40周年記念シンポジウム「湿地のツーリズムで自然と人々と地域の元気回復を目指す」に、ちょこっとだけ参加してきました。



途中からの参加だったのですが、大学教授や環境省、他県の市長さんの講演、そして各都道府県から参加した担当者さんの事例発表という感じでした。那覇市民も参加OKだったのですが、基本的に行政関係が多かったかな?

このシンポジウムで一つ感じたことは、同じラムサール条約登録地であっても、地域によって活用用法やその度合いがだいぶ違うということです。なので、安里川は安里川で、好きな人達が中心となって、これからどうしていくか考えていくことが大事なのだと思いました。

しかし、


途中からしか聞いてないのですが、ある市長さんが「観光と環境保全は相容れない部分がある」ということをズバっと言っていましたが、個人的にとても考えさせる一言でもありました。

市町村会議ということで、一般参加者の意見は最小限だったのですが、その中で「漫湖でのカヤックのレースが開催され、水鳥に悪影響を与えていると考えているが、カヤックツーリズムをしている事例発表者の意見を問いたい」という発言があり、うーんと考えさせられました


環境釣り大会をもって、安里川ファンクラブが本格的に動き出し、多くの仲間ができつつありますが、全く問題がないかといえば、そうでもありません。環境を保全したり、これからの環境を良くしていこうという方向が同じでも、実は方向性が違っているケースがあるためです。


同じ地域にあるグループ同士に亀裂があるケースも耳にしますし、自然を守るために手を組んだグループが、別の目的に向かって動いているケースもあります。自然に優しいと信じていた行為が、実は悪影響で意見が割れるというケースもあります。漫湖のマングローブがそうですし、別にもあります。今は詳しくは書きません。




安里川ファンクラブの発端は、この川を利用している人達で、清掃などができないか。
また、「汚い川」のレッテルを張られたこの川の魅力を、釣り人ならではの方法で発信し、浄化に繋げることができないか。
そのためにも、釣り人が釣りを続けられる体制(安全やマナーUP)を作ることも必要ではないか。

そういう考えで、安里川で釣りを楽しんでいる釣り仲間や、興味や理解を持ってくれた仲間が集まることで形を成してきました。
そして、今後は国場川にも安謝川にもあるのに、安里川にはなかった、「河川愛護会」としての機能を果たしていことになるのだと思います。

しかしながら、「これからも安里川で釣りを楽しみたい」と思ってはじめた活動のはずが、人が増えるたびに違う方向に向かってしまい、結果川はよくなったのに、路線がずれていって、結果釣りができなくなってしまった・・・そんな事にならないか、急に不安になってきました。
安里川はラムサール条約登録地でもないので同様に考えるべきではないのかもしれませんが、組織が大きくなるとそのような問題も発生してくるのではないかと思います。


安里川ファンクラブは、どこに向かおうとしていているのか、方向性しっかり決めておくべきなのではないだろうか・・・。
前に放置していた、会則的なものをしっかり作り、まずはその会則に賛同してもらえる人で行動し、議論していくのがよいのかもしれませんね。


安里川は街に隣接する、地域密着型の川です。
沖縄は豚肉と魚食の食文化ですから、魚と触れ合うことで、「汚い川」から「地域密着型の川」に変わるのではないかと信じています。

個人的に思うのは、いくら綺麗になっても、魚が住まない排水路のような川であってはならないと思いますし、魚が増え、カワセミが飛び交うようになっても、眺めるだけの川であってはならないと思います。
もしそうなれば、安里川は近くて遠い川です。汚い川のレッテルを外すことも困難になるのではないかと思います・・・。


色々考えさせられた、午後のひとときでした。
行ってよかったかも。
(sacom)



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