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最終更新:2011年10月18日(火) 6時30分

大阪市水道局の顧客データ流出

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 大阪市水道局は、メーター検針のため所有している顧客データがインターネット上に流出したと発表しました。なかにはオートロックマンションの暗証番号などが含まれていたということです。

 大阪市によりますと、流出したのは、市内にあるオートロックのマンションの入り口ドアの暗証番号2799件を含め、マンションオーナーの個人情報など合わせて5343件です。

 水道メーターの検針は大阪水道総合サービスが請け負っていますが、この会社の女性社員が2年前にデータを持ち帰り、私用のパソコンに保存していたものが、今月8日、誤って流出したということです。ファイル交換ソフトで音楽や映画をダウンロードしたのが原因とみられています。

 この会社では、おととしからデータの持ち出しが禁止されていますが、女性社員は「消去したと思っていた」と話しているということです。市では、マンションの所有者らに謝罪し、経緯を説明しています。(18日06:10)

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