WGP FINAL 16を中国・南京で開催!!

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Thursday, 2011.09.15


 9月15日、インターネット会見が行われ、『K-1 WORLD GP 2011 IN NANJING FINAL16』が10月29日に中国・南京で開催されることが発表された。

アジア本格進出第1弾! 中国・南京に上陸!

 谷川貞治EPは、会見の冒頭で「K-1はここ数年、苦難に陥っていますが、再出発に向けて頑張っています」と挨拶し、「これまで進出に向けて尽力していた中国でのK-1 WGP開催が決定しました。アジア本格進出第1弾として、中国・南京で開幕戦を行い、決勝トーナメントも中国などアジアで開催したい」と今年度のWGPシリーズの展望を明かした。
 同じく谷川EPのアナウンスによると、この大会は、南京市に本拠地を置き、中国全土で視聴率トップ3の実績を誇るJSBC(Jiangsu Broadcasting Corporation / 江蘇テレビ)との共同開催で行われる。会場は、1万3000人収容の南京オリンピック・スポーツセンター体育館が使用されることがわかった。

バダ・ハリがK-1のリングに帰ってくる!

 今大会は、ヨーロッパで大きな影響力を持つイッツ・ショータイムのサイモン・ルッツ代表の全面バックアップも取り付けており、バダ・ハリの一年半ぶりのK-1復帰も決定。そのほかにもダニエル・ギタ、ヘスディ・カラケス、タイロン・スポーン、ルスラン・カラエフらが参加予定選手として正式にアナウンスされた。
 加えて谷川EPは、ピーター・アーツやジェロム・レ・バンナ、ゴールデングローリーのバス・ブーン代表らとも今大会参戦への調整を行っているとのこと。ただ、2010年度王者のアリスター・オーフレイムに関しては、既報の通りUFC参戦が決定していることから参戦は見送られる模様だ。

テーマは“新戦力”と“新マーケット”

 また、谷川EPは、K-1が新たに生まれ変わるための新戦力の必要性を訴え、「再建計画の2〜3年先を見越して、どんどん若い選手を出場させ、新たなK-1を築いていきたい」とコメント。今後のK-1イベントの開催地としては、中国、台湾、マカオ、韓国、シンガポール、マレーシア、タイなどの名を挙げ、経済発展の著しいこれらの地域を格闘技のマーケットとして積極的に開拓していく意向でいると話した。
 バダ・ハリの復活、中国本土での初開催、アジア本格進出など、多くのテーマを含んだ今年度のK-1 WGP。10月29日に向けて今後発表される追加情報に注目していてほしい。


【サイモン・ルッツ代表からのメッセージ】

 私は、2011年10月29日に中国・南京で開催される『K-1 WORLD GP 2011 IN NANJING FINAL16』にバダ・ハリ、タイロン・スポーン、ダニエル・ギタ、ヘスディ・カラケス、ルスラン・カラエフ、メルヴィン・マヌーフ、ベン・エドワーズ、セルゲイ・ラシェンコ、リコ・バーホーベン、アンダーソン・シウバらの参戦が可能であることを宣言します。
 全ての選手は既に練習を開始しており、10月29日の試合に参加可能です。私はまた、会社としてK−1が頂点に戻るために全面的にサポートすることを強調して申し上げたいと思います。弊社がほとんどのトップ選手たちと契約していることは事実であり、彼らはFEGの大会に参加可能です。私は確信を持ってFEGの再出発に期待しています。

サイモン・ルッツ / イッツ・ショータイム代表

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