NHK岩手県のニュース　盛岡放送局

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防災ヘリから機体の一部落下

１７日午後、花巻市から宮古市に向かっていた県の防災ヘリコプターから、重さおよそ１キロのアルミ製の機体の一部が落下しました。ケガ人はいないということで岩手県は落下の原因を調べています。１７日午後１ごろ花巻市を離陸した岩手県の防災リコプター「ひめかみ」が患者を搬送するために宮古市の医療施設に着陸した際機体の一部がないことに乗組員が気付づきました。
岩手県によりますと、なくなっていた機体の一部は、エンジンのカバーで大きさは▼縦７０センチ▼横５０センチのアルミ製で重さはおよそ１キロあるということです。「ひめかみ」は、救急搬送のためきょう午後０時２５分に花巻空港を離陸し、およそ２０分後の午後０時４７分に宮古市に着陸しました。
この間にエンジンのカバーが落下したと見られますが、今のところけが人はいないということです。朝に点検した際には機体に異常はなかったということで、県は詳しい原因を調べています。
岩手県警察本部によりますと、午後３時すぎ、県の要請を受けて、県警のヘリコプター「航空いわて」で部品が落ちたと思われる周辺を上空から捜索しましたが、部品は見つからなかったとうことです。ヘリコプターが離陸した花巻空港によりますと、午後１時すぎに岩手県から「ヘリコプターの部品が落下した」という連絡を受けて空港の滑走路を点検をしましたが、部品は見つからなかったということです。

10月17日　19時25分

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