大手重機メーカーの米キャタピラーの広報担当者は16日、米紙シカゴ・トリビューンなどに対し、フランスにある同社の組み立て生産拠点を来年下半期に韓国に移転すると語った。
世界的な重機メーカーの韓国進出は、1998年にサムスン重工業の建設機械部門(昌原工場)を買収したスウェーデンのボルボ建設機械に続く2例目となる。
キャタピラーの生産拠点移転は、韓国の優れた生産技術力、優秀な部品業者との相乗効果により、高品質を維持しながら、価格競争力を高めるのが狙いだ。キャタピラーは2009年末、韓国のジンソンTECの部品子会社JSCを買収するなど、韓国市場に関心を示してきた。
業界では、キャタピラーが中国工場で生産した半製品を韓国に運び、年間700-800台の組み立てを行うとみている。業界関係者は「韓国が優秀な技術力と中国へのアクセスの良さを武器として、世界の重機生産の中心地へと浮上している」と指摘した。